妻が倒れてから長女は脳梗塞に関する本をアマゾンに大量注文しました。脳の病気についての概説書、治療法に関する本、リハビリの関する本……。
脳梗塞の治療法はここ十数年の進歩が目覚ましいので、できるだけ新しいものを選びました。
それらの本を私と娘たちが交代で読みます。専門的すぎてよくわからない本、知りたいこととはずれている本などは途中で放棄。中には、自分の「画期的な治療法」を宣伝する目的の本もありました。
面白く読めたのは、体験談。妻が脳梗塞になり、その介護をした人の体験談や、脳梗塞にかかった患者自身の手記もありました。
中でも、自身3度も倒れながら、その都度不死鳥のようによみがえり、社会復帰を果たした女医さんの手記が面白かった(リンク)。脳梗塞の症状を、患者自身の視点で描いており、妻が今どう感じているかを推測するのに大変参考になります。
「そうだ、千羽鶴折ろうか」
「賛成!」
娘たちの発案で、折り紙も始まりました。
鶴を折るのなんて、何年ぶりでしょうか。
私の祖母は折り紙が上手で、幼時に教えてもらい、鶴よりずっと複雑なものもよく折ったものでした。自分の子どもを育てるときには、それを子供たちに教えました。でもそれは20年近く前の話。最近はそんな機会はありません。
子どもたちはさっそく千羽鶴用の千枚セットの千代紙を買ってきて、せっせと折り始めます。さすがに、幼稚園で5年働いていた二女がもっとも手際よく、すばやく折っていきます。
「4人だから、1人250羽ね!」
「おいおい、ぼくのノルマはちょっと少なくしてよ」
完成まで、何日かかることでしょうか。
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