韓国ではクリスマスのことをソンタンジョル(聖誕節)と言います。クリスチャンの多い韓国では祝日になっています。
同様に、お釈迦様の誕生日、旧暦の4月8日もソッカタンシンイル(釈迦誕辰日)といってお休み。仏教徒もいるので公平を期したのでしょう。
日本ではクリスチャンは国民の1%以下で絶対的少数派なので、クリスマスは休日ではない。仏教は比較的優勢ですが、こちらもなし。そのかわり天皇陛下の誕生日を休日にしています。
明治天皇の誕生日が11月3日(文化の日、日本国憲法公布の日でもある)、昭和天皇が4月29日(昭和の日)、今上天皇が12月23日。大正天皇の誕生日(8月31日)がなぜ休日になっていないのかはよくわかりません。
では北朝鮮はどうか。
イエスも釈迦も誕生日は祝日になっていません。宗教禁止の国だから当然でしょう。そのかわり神格化された金氏一族の誕生日が祝日になっています。
2月16日 金正日の誕生日
4月15日 金日成の誕生日(太陽節)
当然、新しい指導者の金正恩氏の誕生日も祝日になると思われますが、これがよくわからない。1月8日が金正恩氏の誕生日だと言われていたらしいのですが、今年(2011年)には祝日になっていなかったとのこと。
そしてこんな報道が。
4月4日、謎の休日 北朝鮮、正恩氏の誕生日?
北朝鮮で発売された来年のカレンダーの4月4日が、平日ながら休日を示す赤色で記され、さまざまな臆測を呼んでいる。
この日が何の祝日かの表記はなく、韓国メディアは24日、これまで1月8日とされる後継指導者、金正恩氏の本当の誕生日との説や、同氏が2009年の4月4日に後継者に指名された可能性があり、これを祝う記念日ではないかなどの見方を伝えている。
金日成主席の誕生日(4月15日)や金正日総書記の誕生日(2月16日)は「民族最大の名節(祝日)」としてカレンダーでも赤色で表示されている。
しかし、正恩氏の誕生日とされる1月8日は今年も来年もカレンダー上で特別な表示はない。(共同)→リンク
どこまでも謎めいた国です。印刷ミスで4月4日が赤になっちゃったなんてことはないでしょうね。もしそうだったら、ミスした担当者は収容所送りでしょう。
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