写真:マラカニアン宮殿があしらわれたフィリピンの切手
フィリピンのボンボン・マルコスが6月30日に新大統領に就任したとのことです。
お父さんはかつての独裁者で、多数の市民を殺害、100億ドルを不正蓄財したともいわれています。
ただ、フィリピン国民の平均年齢は25歳で、故マルコス大統領を知らない人が多い。また、当時を知っている人の間では、意外に人気が高いらしい。
朝日新聞は、「父親の時代は、レイプも麻薬の問題もなく、治安は良かった。人々は英語もよく話した。その後の政府で汚職が蔓延した」という市民の声を伝えています。
フィリピンのボンボン・マルコスが6月30日に新大統領に就任したとのことです。
お父さんはかつての独裁者で、多数の市民を殺害、100億ドルを不正蓄財したともいわれています。
ただ、フィリピン国民の平均年齢は25歳で、故マルコス大統領を知らない人が多い。また、当時を知っている人の間では、意外に人気が高いらしい。
朝日新聞は、「父親の時代は、レイプも麻薬の問題もなく、治安は良かった。人々は英語もよく話した。その後の政府で汚職が蔓延した」という市民の声を伝えています。
新大統領は、マラカニアン宮殿と呼ばれる大統領官邸に住むことになります。
1986年に民主化革命の末、マルコス一家がアメリカによってハワイに連れ去られた(亡命した)とき、ボンボン・マルコスは28歳。
36年ぶりに大統領としてマラカニアン宮殿に凱旋したボンボン氏は感無量でしょう。かつて宮殿に大量の靴を残していたイメルダ夫人(ボンボンの母)92歳も大統領就任式に参席したそうです。
ところでマラカニアン宮殿は、スペインの植民地時代、アメリカの植民地時代を通じて、総督の住居として使われてきました。
アメリカ植民地時代にアメリカが作った傀儡政権のケソン大統領がフィリピン人として初めて住み、以来、歴代の大統領が官邸として使用しているとのこと。
マルコス(父)が亡命後、コラソン・アキノ大統領は宮殿の一部を国民に開放し、前大統領の奢侈の実態を市民に見せつけました。
ところで、韓国の尹錫悦大統領は、大統領府を青瓦台(チョンワデ)から竜山に移転させ、青瓦台を市民に開放しました。今は、人気の観光スポットになっているようです。
これも、直前の文大統領がいかに贅沢な暮らしをしていたかを見せつける効果があるんじゃないかと思います。
韓国の青瓦台も、もともとは日本の植民地時代の総督官邸でしたが、盧泰愚大統領時代(1991年)に、旧官邸に隣接して今の青瓦台を新築。それまでの建物は解体されたそうです。
文前大統領は退任後、さまざまな追及を受けつつありますが、大統領夫人の衣装代の公金流用疑惑も取りざたされています。文前大統領は田舎での安逸な暮らしいつまで続けられるんでしょうか。
1986年に民主化革命の末、マルコス一家がアメリカによってハワイに連れ去られた(亡命した)とき、ボンボン・マルコスは28歳。
36年ぶりに大統領としてマラカニアン宮殿に凱旋したボンボン氏は感無量でしょう。かつて宮殿に大量の靴を残していたイメルダ夫人(ボンボンの母)92歳も大統領就任式に参席したそうです。
ところでマラカニアン宮殿は、スペインの植民地時代、アメリカの植民地時代を通じて、総督の住居として使われてきました。
アメリカ植民地時代にアメリカが作った傀儡政権のケソン大統領がフィリピン人として初めて住み、以来、歴代の大統領が官邸として使用しているとのこと。
マルコス(父)が亡命後、コラソン・アキノ大統領は宮殿の一部を国民に開放し、前大統領の奢侈の実態を市民に見せつけました。
ところで、韓国の尹錫悦大統領は、大統領府を青瓦台(チョンワデ)から竜山に移転させ、青瓦台を市民に開放しました。今は、人気の観光スポットになっているようです。
これも、直前の文大統領がいかに贅沢な暮らしをしていたかを見せつける効果があるんじゃないかと思います。
韓国の青瓦台も、もともとは日本の植民地時代の総督官邸でしたが、盧泰愚大統領時代(1991年)に、旧官邸に隣接して今の青瓦台を新築。それまでの建物は解体されたそうです。
文前大統領は退任後、さまざまな追及を受けつつありますが、大統領夫人の衣装代の公金流用疑惑も取りざたされています。文前大統領は田舎での安逸な暮らしいつまで続けられるんでしょうか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます