私が少し前によく通っていたコリアンバーに、久しぶりに行ってみると、閉まっていました。ここを最後に訪れたのは3週間ほど前。何があったのかはよくわかりません。
ここを見つけたときの店の名前はアガシ(娘さん)でした。ブログ記事をたぐると、おそらく最初に来たのは2010年10月頃(→リンク)。
その後、店は移転。アガシという店の名前は新しいほうに譲り、こちらのほうは女性客を相手にしたアジョシ(お兄さん)という名のマッコルリバーに変わった。ただ、ぜんぜん客が来なかったそうで、まもなく男性客相手のバーに戻りました。
その後、社長が逮捕されたり、いろんな事件を経て、あるときからワンダーガールズという名前に。社長も変わったようですが、システムやアガシ(女性店員)も引き継がれていました。
一方、「アガシ」という名前を引き継いだ新しいほうの店も、社長が代わり、女性も中国人やフィリピン人が増えたりして、韓国色が薄れていき、店名もいつしかムーンボーに。
どちらも似たようなシステムでしたが、個人的には韓国人アガシの多かったワンダーガールズのほうが好きでした。
また、ワンダーガールズが生ビールは飲み放題でない代わりに、韓国焼酎が飲み放題。ムーンボーのほうは生ビールが飲み放題で韓国焼酎は別料金。
客層も、ムーンボーでは若者たちがにぎやかに歌っていることが多く、ワンダーガールズはやや年配の人たちが多かった。
ワンダーガールズは、一時的に閉めているだけなのか、つぶれてしまったのかはわかりませんが、残念なことです。
しかたなく、ムーンボーのほうに行きました。この日のアガシは、日本人が三人、フィリピン人が二人、中国人が一人。
「今日は韓国人はいないの」
なじみの日本人アガシに聞いてみました。
「いないのよ」
「何曜日ならいるの」
「いえ、今、韓国人はぜんぜんいないの。先週一人辞めて、一人もいなくなったわ」
私がこの手の店に来る理由は、いまや錆び付きつつある韓国語をしゃべること。韓国人がいなくなっては意味がありません。
かつての「アガシ」に起源をもつ二つの店が、片や閉店、片や韓国人ゼロ。なんだか哀しいアガシの末路です。
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韓国系のお店はソウルでさえ、長続きしませんね。
これは「思いついたら即実行」のため、十分な計画を立てていないことに起因するような気もします。
しかし、こういうやり方は、上手く行けば、誰よりも先に成果を上げることもできますね。
6年ほど前の行きつけだったソウルの駐在員クラブは今や壊滅状態ですが、一部の経営者は別の店名で出ているみたいです。これは理由は判りませんが、計画性の問題ではないようです。
エスニック料理は流行りすたりがあるので、ブームが下火になったともいえますが、兼韓ムードも影響しているような気がします。
出張で行くときには、行きません(高いから)が、漢南洞なんて、今どうなっているんだろう。
入りやすくなっていいですけど、本場の味とはちょっと違うので(価格も)、あまり行く気になりません。
ニュースでヘイトスピーチが話題になっていますが、私は今のところ遭遇したことがありません。
ワンダガールズ、去年何度か行きました。
いつも接客がイマイチで、不完全燃焼で飲むことが多かったです。そのせいなのか、自分が行った時は、暇な時が多かったですね。
ただ、閉めてしまったのは、残念です。また飲みに行こうかと思ってました。
私が行くときも暇な時が多かったです。
私が行くと暇になって店がつぶれるのか、それとも私が暇でつぶれそうな店が好きなだけなのか…