1月26日に、上野にある「タヒチ料理」の店に行きました。
なんでも、日本唯一のタヒチレストランなんだそうです。
南太平洋に浮かぶタヒチ島は、かつてのフランスの植民地。今もフランス領(海外県)です。印象派の巨匠、ゴーギャンが後半生を過ごした場所として有名。
美術館の多い上野は、ゴーギャンを偲んでこのレストランを訪れる人もいるかも。
南国風のインテリアで、壁にはゴーギャンとかゴッホとかの複製画も飾られています。
隅のほうに一枚の色紙がありました。
紅の豚とおぼしきイラストの下のひらがなは「みやざきはやお」と読み取れます。
(宮崎駿が来たんだな)
(紅の豚って、タヒチが舞台だっけ。地中海だったような…)
ふと日付を見ると…
03.1.26
20年前の今日だ‼
タヒチ風(なのかどうかわかりませんが)のハンバーガーを持ってきた店の女の子に聞いてみました。
「20年前の今日、宮崎駿がこの店に来たんですか?」
「え?」
「だって、ほら。今日、1月26日ですよね」
「私、ここで働き始めて1か月なので…。マスターが詳しいかもしれません」
奥にいたマスターに聞いてみました。
「あ、いや、この店、2017年のオープンなんで、この店に来たってことはないんですが」
「じゃまた、どうして?」
「お客さんにいただいたんです。その方、宮崎駿の遠縁の親戚で、家に色紙がいっぱいあるからって…」
「なーんだ」
私が会計をしようとしたとき、後から来た4人組のお客さんも、色紙を見つけて宮崎駿を話題にしていました。
(マスター、今日は何度も同じ説明をするんだろうな)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます