マヌル 마늘(大蒜/ニンニク)は韓国料理に欠かせない三大香辛料(マヌル/ケ/コチュ)の一つです。
ニンニクの歴史は古く,すでに建国神話である「檀君神話」に登場します。
〈檀君神話〉
桓因という神の子どもの桓雄が人間界を治めていたとき、ある洞穴にいっしょに住んでいた虎と熊が人間になりたいと訴えたので、桓雄はヨモギ一握りとニンニク20個を与え、これを食べて100日間、太陽の光を見なければ人間になれると言った。虎は我慢できずに途中で穴を飛び出したため人間になれなかったが、熊は21日目に人間の女である「熊女」(ウンニョ)になった。桓雄もまた人間の姿となり、熊女と結婚して子を儲けた。これが檀君王倹である。檀君は、堯帝が即位した50年後に平壌城に遷都し朝鮮と号した。以後1500年間朝鮮を統治したが、周の武王が朝鮮の地に殷の王族である箕子を封じたので、壇君は山に隠れて山の神になった。1908歳で亡くなったという。
熊が人間になったとか、神様と結婚したとか、1908歳まで生きたとか、神話ならではの荒唐無稽な内容ですが、それにしても疑問なのは、「百日間太陽の光を見なければ人間になれる」と言ったのに熊が21日目に人間になっちゃったこと。
おかしいではないか!
それはともかく,
檀君神話は韓国歴史学界では史実として認められており(!),
中学や高校の歴史教科書の年表にも載っており(!!),
韓国は半万年の歴史をもっている(古朝鮮建国は紀元前2333年)ことになっています(!!!)。
檀君神話が文献に登場したのが13世紀後半の『三国遺事』であり、それ以前にこの神話が存在した証拠が何もないにもかかわらずです。
さらに驚くべきことは、北朝鮮では、檀君の遺骨が発見され、電子スピン共鳴法による鑑定の結果、檀君であることが証明された(!!!!)ことです。
でもって、両国とも日本の歴史教科書の歪曲を非難しています(!!!!!)。
……
ちょっと興奮してしまいました。
ニンニクの話でしたね。
ニンニクの芳香は韓国を象徴するものでもあります。嗅覚の鋭い人は仁川空港に降り立った瞬間に、この韓国の香りに気づくでしょう。嗅覚が鈍いうえに風邪をひいている人も,ソウルの地下鉄に乗れば気付かないではいられないでしょう。
韓国からの帰途、密閉状態がいい加減なままキムチを機内手荷物に持ち込むと大迷惑になるので、気をつけなければいけません。
韓国の地下鉄やエレベーターの中の臭いが気になる人は、まず自分でニンニク入り韓国料理を立て続けに食べること。自分で臭いを発散すれば他人の臭いは気になりません。私自身、常に実践しています。
攻撃は最大の防御なり!
最新の画像[もっと見る]
- 韓国、年の瀬の航空機事故 23時間前
- 東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』 3日前
- 東野圭吾『白夜行』 3日前
- 日本語教育能力試験に合格しました 6日前
- あずきと日本人 1週間前
- あずきと日本人 1週間前
- ミャンマーの青年 1週間前
- 浅草のポジャンマチャ 2週間前
- 浅草で忘年会 2週間前
- 浅草で忘年会 2週間前
しかも、実践していらっしゃるとは!!
韓国に行くのが楽しみです。
って、全然めどは立っていないけど。
しかし、韓国の神話・・・いや韓国では史実ですね・・・いい加減ですね。
100日が21日でいいなんて・・・なんか執行猶予みたいな感じがします。
電子スピン共鳴でどうしてそれが檀君のものであると証明できるのかが全く持ってわかりません。
どんな手法を用いようにも、まずは檀君のものが既に存在していないと、同定できないのではないかと・・・。
日本による植民地時代に日本政府によってほとんどの歴史的書物を抹消させられてしまったから、こういうことになっちゃうのでしょうか?
女になっていく絵を見てしまいました。
「神の子様、元クマでも女ならいいんでしょうか。」
と真剣に思いましたよ。
ニンニクは嫌いじゃないですけど韓国人は食べる量が違い過ぎますね。
私はニンニク口臭よりも日本人の納豆+ネギ口臭のほうがパンチを受けます。(笑)
>100日が21日
きっと神様も韓国人で気が短かったのでしょう。
>植民地時代に日本政府によってほとんどの歴史的書物を抹消させられてしまった
これも韓国で広く信じられている神話ですね。史実になっちゃってますが。
misukさん
>ニンニク
焼肉などのとき、私は生でバリバリやります。
>納豆+ネギ口臭
おっ、納豆、苦手ですか? 出身、関東でしたよね。私は常に冷凍庫に3つぐらいキープしていて、ときどきソウルの街中でパンチを繰り出しています(笑