コトバヲツグムモノ

「口を噤む」のか「言葉を紡ぐ」のか…さてどちらの転がっていくのか、リスタートしてみましょう。

真カ研月例会 2月

2007-02-21 23:40:36 | 真宗カウンセリング
1月は世話人会でお休みでしたので、久々の月例会でした。
今年度テキストの予定部分は終了していましたので、全部を読み返す案もありますが、全般に関して自由に話していきましょうという流れでした。

産業カウンセリングの会に参加して感じられたことを話題にされたことをきっかけに、ロジャースさんのカウンセリングに対する意識がどう変わっているかという話になって言ったと思います。
やはり成果を求める声にこたえようとすると、ロジャースさんのクライエントの成長を中心にする関わり方は時間がかかりすぎて、”それだけでは足りない”という流れが大きいようです。しかし、まず”関係”を大事にするロジャースさんのカウンセリング観は、たとえ成果中心の流れにあっても根底に流れているんだろうなと感じています。

その流れから、ベーシック・エンカウンターと構成エンカウンターとの話になりました。話の流れとは違うところで、私自身が感じていたことがあります。私が普段法座で司会者として行っていることは、かなり構成的な部分があるなということ。
気持ちのベースには、一人一人を大切にしたいという願いがあるのですが、限られた時間内に出来るだけ多くの方と関わりを持ちたいという気持ちが、指示的に動いていることがあるなと。恥ずかしい話ですが、その辺の指示・非支持の区別をグループに関してはしていなかったことがわかりました。
1対1のミニカンではかなり意識し、身についているとは思いますがね。
いい課題をいただいた気がします。

この月例会のメンバーは多種多様な人が集まってますから、中には想像しがたい話題もあります。中途半端に想像できて、判ったつもりになるよりは、判っていないと自覚する方がいいでしょうね。でも、ただ判らないってだけじゃなく、身近なではない話題でもそこから勉強できることはいっぱいありますね。

私はまだまだ、入り口です。