前回書いた「市P連研修会」より前、水曜日に今月の小P連理事会がありました。
先ほど、途中退席した校長先生のために報告書を作成していましたが、機会があれば言葉にして残しておきたいな、ということが蘇ってきました。
細かい内容は会議上のことなので書きませんが…
ある議題に関して、それぞれ学校のPTA会長をしている人たちから「一丸となって成功させよう」という空気が広がっていきます。
私自身、これまでのいくつかのイベントを通じて、とてもすばらしいことだから一員として頑張っていこうという気持ちになっています。
すでに準備のために連日会議をしている役員さんがたのお話も聞いていますし、その熱意にうたれ、私もその気になってきます。
しかし、別の立場の方から一言…
「そのようにできない学校もあるんじゃないか?」
そのイベントは特殊なものなので、逆に今までと違う取り組みで挑みたいと言う流れに対して、「負担になるから、従来の物を利用してはどうか」という声。
また、別の方からも
「新しいことを出来る学校と、従来の物が混在したら、従来の物を提出した学校が引け目を感じるのでは? ならば、全部従来の物に統一した方が教育的に良いのでは?」
差異が出来ることでの気持ちに配慮した声。
このあと、双方の意見を踏まえた意見が交わされた。
(言いにくいことを言ってもらえたことで、やっと自分の言いたいことを言えた人も居ることだろう)
この小P理事という役割をいただいて、最初に出た会議の事を思い返していた。
役員さんたちの熱意がすごく素敵で、付いていこうと思ったことと、逆についていけない人のことも配慮する対場であろうと。
(4月にこのブログにも書いてましたね「京都市小学校PTA連絡協議会」)
いろいろ話し合われた結果、水をさした(悪い意味じゃないんですが他に言い方が見つからなくて)方は静かに流れを見ておられたように思います。
結果、より「成功させたい」と言う気持ちは固まってきましたが、ただ単に熱意で押すだけではなく、「ノリきれない人」のこともしっかり配慮してことをすすめていく必要は心にとめることが出来たように思います。
ブレーキではなく、周りを見てアクセルを踏んでますかって問いかけ。
闇雲に走るんじゃなくて、バックミラー見てついて来てるかどうか見ながらね。
この日の会議は、そういう意見も受けた上で、進んでいこうと言うことが共有できたんじゃないかと。
できれば、最初に慎重な一言を下さった方に、最後までの流れを聞いたうえでどう思われたか聞いてみたかった気がします。
(私がそう言えばよかったんだと、後で気が付いた)
今週の14日に、この会議を受けて支部で話し合う時間を持つことになってるけど、一方的な熱意だけでなく、いや熱意は熱意として伝えながら、耳はしっかり開いて待ち受ける余裕は持って居たいなと。
そういうところに立ち返らせてくださった意味でも、ご意見くださった方々に感謝ですね。