生涯学習の部屋

資格取得数238。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

学士の学位か、大卒の学歴か

2010年07月24日 07時46分55秒 | ちょっと立ち止まって・・・
次の大学評価・学位授与機構での学位申請を検討するため、「新しい学士をめざして」(ぎょうせい)を読んでいたところ、P.71にタイトルの文章があった。

大学評価・学位授与機構で学士の学位を取得することと、大学卒業とは同値ではないと私は思っている。ただ、重箱のスミをつつくがごとく吹聴することはナンセンスであると思っている。

例えば、防衛大学校あるいは職業訓練大学校を出てベンチャー企業を起こした人がいる。これらの方々は学士ではない。大学卒ではなく大学校卒である。

もっと、分かりやすい例を言えば、同じ大学を卒業しても、夜間部や通信教育部で卒業した人は社会的には同じと見られているとはいいがたい。同じ卒業証書なのに・・・である。

しかし、そのことに悲観的になっている以上は、何も進展しない。私の知っている意欲のある人には、高卒から大学院生になったし、別の方は短大卒から大学院生になった。当然、機構の学位があれば、それだけで十分大学院の受験資格を得ることができる。

「卒論を書いてないと××大学院は合格できない」といわれて、あきらめる人も多い。でも、本当にやる気がある人なら、卒論がないなら学会に発表した論文を卒論に代替するとか、教授の研究室を訪問するとか、教授の主催するイベントに潜り込んで話を聞いてもらうとか、次のアクションへ労力を投下するはずである。それもしないで、あきらめて、身の不幸をうらむのはどうだろう?

一般の企業の場合でも同じことが言える。著名な方の立身出世伝を読むと、とんでもないような、あるいは奇想天外な方法で採用され、自分の能力を存分に発揮してトップに上り詰めた人もいる。

偉くなることが人生のゴールではないが、学歴を理由に自分の夢を放棄するのは納得がいかない。日本という国では、大学を出ていなくても総理大臣になった人もいれば、日本を代表する経営者になった人もいる。


大学の卒業証書も、機構の学位記も、あるいは、言うなれば資格の合格証書も、いわば、その人物の、ちょっとした「保証書」みたいなものだ。最低限このような能力があるといった証明書。保証書があっても、壊れる製品があるように、時には、見掛け倒しのものもあるが、あれば、なんとなく安心ができるもの。

しかし、世の中には「保証書」がなくても、非常に便利で役に立つものがあるのと同様、学位や卒業証書がなくても、有能な人はたくさんいるのだ。それが、企業のニーズと合致すれば、取り立てて学歴も、合格証書も不要で採用されるのである。

ただ、少なくとも、「機構の学位は大卒ではないから意味がない」と、細かいことを言っている人には、その学位の有効性を見出すことができないはずである。有能な人であれば、機構の学位を大卒の証明書より、うまく、有効に活用して、自分の夢の実現に進んでいくはずである(無論、学位がなくても夢の実現に向かってアクションを起こすはずなのだが、あるものは、最大限活用するはずである)。

機構で学士を取得された方には、一般の大卒にはないユニークな学歴があるはずだ。それは、基礎資格を取得した際の学歴(短大、専門学校あるいは大学中退)、他大学で単位を積み上げた際の学歴(科目履修生等)、そして、機構の学位という三段構えとなる。

また、卒業論文なしでも卒業できる学部が増えている中、卒業論文に相当するレポートの作成が義務付けられている。

加えて、機構の学位取得者は、全部合わせても5万人程度。単位を積み上げたものに限定すれば3万人もいない。いわば、希少価値がある。それに、基礎資格は文系だけど、取得学位は「科学技術研究(学芸)」とか、基礎資格は理系だけど、取得学位は「経営学」なんてこともできる。

機構の学士取得者には、大卒者にはないメリットがある。逆に大卒者にも、クラブ・サークル活動や充実したキャンパスライフ等、機構での学位取得者には機会の少ない面でのセールスポイントがある。

それをどれだけ有効に活用できるかは、その人の個性というか、夢に対する思い入れ次第ではなかろうか。
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本日の機構。

2010年07月24日 07時36分45秒 | 大学評価・学位授与機構
遠くより機構を望む。
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本日の成果!

2010年07月24日 07時19分27秒 | 小平
2ヶ所蚊に咬まれましたが、本日の結果は画像のとおりです。

特筆すべき点は、クワガタを3匹捕まえたこと。すべてオスで、コクワガタ×1匹とノコギリクワガタ×2匹です。

ノコギリクワガタでも、画像のようにアゴが立派なものは別名「水牛」と呼ばれます。いかにも、水牛の風格ありです。

現在、大きな水槽が3つありますが、買い足さなければいけないかも・・・
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カブトムシ発見!

2010年07月24日 07時14分46秒 | 小平
木にとまっているメスを発見しました!

次男は落ちているカブトムシを捕まえたり、玉川上水でウォーキングをしているオバサマからカブトムシをいただいたり、オジサマから「そこの木の根っこの方にカブトムシがいるだろ!」と教えていただいたりしておりました。
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いざ、玉川上水へ!

2010年07月24日 06時55分56秒 | 小平
今朝も次男と一緒にカブトムシを採りに玉川上水へ行ってきました!

途中で、「ステーキガスト」を見つけました。でも・・・確か、ここは、最初に引っ越してきたときは「バーミヤン」だったはず。それが「グラッチェガーデンズ」になったかと思うと、早々に、「ステーキガスト」となってしまった。

経営戦略的には「スクラップアンドビルト」なのかもしれないが、なんだか、釈然としないものが残ってしまう。
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食の文化圏

2010年07月24日 04時00分49秒 | その他
クリームパンとズンダのおはぎを食べながら、1/5ぐらい牛乳を入れたほどよい温かさのコーヒーを飲んでいる。

また、ジャンクな朝食(夜食?)を食べてるな~と思いながら、ふと、食べ物についての関西・関東の違いを感じている。

過去にも書いているが、関西に住んでいたら気がつかなかったであろう「食」ベスト3は以下のとおりである。

1位:ちくわぶ
2位:すあま
3位:ずんだ

「ちくわぶ」は、我が家ではおでん欠かせない食材である。おおげさにいえば、おでんのネタの半分がちくわぶと言っていいくらい。なぜなら、私が食べるからである。ただ、ちくわぶがあれば、それで幸せといった感じ。

「すあま」についても、あの食感が大好きである。先般、三色団子が素甘と同じ食材で構成されているのではないかと思い至り、学会で発表しようか迷っているところである。

「ずんだ」については、近所のサミットで「ずんだのおはぎ」が販売されているので、定期的に購入している。「週間ずんだ」というものがあれば、きっと定期購読しているだろう。また、国分寺の団子屋で、1本50円のずんだの串団子があるので、手に串団子のおみやげをぶら下げながら、1本、ずんだの串団子を食べ歩きしているフラ夫がよく目撃されるそうだ。

で・・・ここまで書いて気がついたのだが、きっと、関西の人がこの記事を読んでも、「すんだって何よ?」という話になるんだろうな・・・

なんせ、関西の食の文化圏においては、「ちくわぶ」「すあま」「ずんだ」なんてありゃしない。私が未だ見たことのない、東北の「芋煮」を想像するのと同じであろう。あるいは、九州(だったっけ?)の「冷や汁」に思いを馳せるのと同じかもしれない。

日本にはまだ知らない「食」が山のようにあるはずだ。曽爾村の「すこ餅」なんて、現地で実物を見るまでしらなかったし、というか・・・既に、どのようなものか定かでない。思い出だけが美化されている。大宰府なら「梅が枝餅」、京都大徳寺なら「あぶり餅」、宇治の平等院なら「茶団子」等々、地場の「食」が存在し、その場で食べないと感動しない。茶団子なんぞは、宇治の製造元で賞味期限2日で販売されているものと、JRの名店街で販売されている賞味期限長期間のものとでは全く味は異なる。

そういう意味では、色々な所に居住するのは楽しいかもしれない。今でも、博多で食べた「長浜ラーメン」は美味しかったし、佐世保で食べた「長崎ちゃんぽん」は絶品だった(かなり、古い思い出のため、美化されています)。年間、数十回は「うなぎ」を食べるが、やはり、柳川の「若松屋」で食べたうなぎが一番美味しかった・・・と、うなぎを食べるたびに思い出す。

無論、身近なところでも、無尽蔵にお金を出せば「美味しいもの」が食べることができるのであろう。ただ、「食」には、そのホームグランドとされる場所があり、その場で食べるものが最高に美味しく、また、苦労して手に入れた分、最高の満足感に浸ることができるのだと思っている。
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