生涯学習の部屋

資格取得数241。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

学ぶ方法があったとしても・・・

2014年04月27日 09時21分25秒 | 勉強法
GW前半?も、今日でおしまい。

何もしないうちに時間だけが刻一刻と過ぎ去っていく。得てして、人生とはそんなものである。「時間さえあれば、もっと勉強するのに!」とか言っている人に限って、時間が出来てもムダに時間を浪費して、なんら成果は上がらないものなのだから。

自分の周りを振り返ってみればよい。テレビをつければ「放送大学」や「NHK講座」等々学習プログラムが放送されているし二ヶ国語の番組もある。ラジオを付けても、同様の講座が放送されているし、「FEN」と言った英語の放送もある。地域次第であるが、韓国語の放送も聞き取れるところもある。インターネットで英語を拾うこともできるし、大学の講座の資料もダウンロードできる。図書館もたくさんあるし、公民館では廉価な講習などもある。カルチャーセンターや大学公開講座もある。

生涯学習社会ということで、これほどまでに学ぶチャンスが身近にあるにもかかわらず、正直、使いこなしている人は多くない。にもかかわらず、「時間がない」とか「お金がない」とか「キャンパスが遠い」とか・・・言い訳ばかりで何もしない人が大勢を占めるのである。

自分を正当化するために、小賢しい言い訳をする。しかし、そんなことをしても、何の意味も無いことは自分自身が良く知っているはずである。

そもそも、人間とは24時間学習し続けるようにはできていない。そこが、機械と違うところである。時に眠り、時に休み、時に働き、時に遊び、時に食事を取り・・・そして、その日常不可欠のイベントの残骸の時間を使って学習するのである。24時間の円グラフを作成する場合、最初にドカンと学習の時間をキープすることは、所詮、ムリな話なのである。

だから、必要不可欠の時間の隙間に学習時間を入れるとか、あるいは、通勤時間に学習時間を噛ませるとかしないことには、なかなか時間は捻出できない。そうやって作り出した時間は、短い上に、学習一本に専念できないにもかかわらず、意外と学習にとって効果的な働きをもたらす。

一方で、こんなにまとまった時間にもかかわらず、その大量さゆえに気を抜いてしまい、テレビを見たり、外出したり、グーグー寝たりと、本当、ムダに浪費してしまうものである。

そういう、無駄な時間が発生することも見越して、学習時間のキープすることが、少しでも自分を前進させる秘訣でもある。欲張っても仕方が無い。ゆめゆめ、時間の長さに支配されることなく、学習の密度で勝負するような気持ちでいる方が、すべて共倒れで学習ゼロにならないはずである。

無論、自律心が強く、今まで計画をたがえたことのない人には無用の話ではあるが。
コメント (2)
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