これも、本日の日経新聞夕刊12面の記事。
地域の歴史や文化などの知識を問う「ご当地検定」の明暗が分かれているそうだ。ブームが去って受験者が少なくなり、運営が難しくなって多くの検定が消えている。2009年に135あった検定が、2013年には半数近くの77に減少した。5年間で62の検定が廃止となった一方、新規に開始された検定は4つにとどまっている。
「明石・タコ検定」は11年を最後に終了、「倉敷検定」は12年に受付HPを閉鎖。いずれも公的補助金のカットや受験者減少などが理由とされる。
一方で、04年に始まった秋田県男鹿市観光協会の「ナマハゲ伝導士認定試験」は試験の告知を主に県内に限っているにもかかわらず、知名度が高く、受験者の半数が県外からという。
また、全国から毎年7500人が受験する「京都・観光文化検定試験」について、主催者側の情報によれば、「合格者が合格証を車に貼るぐらい、ステータスになっている」そうである。
私自身、ご当地検定には懐疑主義的観測を持っていた。なんせ、突発的に廃止となるケースや、後が続かないケースが多すぎる。これでは、「詐欺」と言われても仕方が無い。何の裏づけもない、ただの紙切れを得るために、受験者がお金を投下するのは危険過ぎる。ましてや、実施団体が訳の分からないところだとすると、個人情報が適切に扱われる保証もないかもしれないのだ。
1回、2回で消え去るくらいなら、最初から開催しない。実施団体については、それぐらいの責任を持っていただきたいと願っている。
地域の歴史や文化などの知識を問う「ご当地検定」の明暗が分かれているそうだ。ブームが去って受験者が少なくなり、運営が難しくなって多くの検定が消えている。2009年に135あった検定が、2013年には半数近くの77に減少した。5年間で62の検定が廃止となった一方、新規に開始された検定は4つにとどまっている。
「明石・タコ検定」は11年を最後に終了、「倉敷検定」は12年に受付HPを閉鎖。いずれも公的補助金のカットや受験者減少などが理由とされる。
一方で、04年に始まった秋田県男鹿市観光協会の「ナマハゲ伝導士認定試験」は試験の告知を主に県内に限っているにもかかわらず、知名度が高く、受験者の半数が県外からという。
また、全国から毎年7500人が受験する「京都・観光文化検定試験」について、主催者側の情報によれば、「合格者が合格証を車に貼るぐらい、ステータスになっている」そうである。
私自身、ご当地検定には懐疑主義的観測を持っていた。なんせ、突発的に廃止となるケースや、後が続かないケースが多すぎる。これでは、「詐欺」と言われても仕方が無い。何の裏づけもない、ただの紙切れを得るために、受験者がお金を投下するのは危険過ぎる。ましてや、実施団体が訳の分からないところだとすると、個人情報が適切に扱われる保証もないかもしれないのだ。
1回、2回で消え去るくらいなら、最初から開催しない。実施団体については、それぐらいの責任を持っていただきたいと願っている。