お千代保稲荷は岐阜県にあります。
長良川・木曽川と揖斐川にはさまれた地域にあり、川魚が名物。川魚といえば、一番に鮎を思いつくのですが、お千代保稲荷の名物は「なまず」。「なまず時価」や「なまず大3500円、中2500円、小1500円~」といった看板が川魚を扱う料理屋の店頭に並びます。
なまずとはこんな魚。ちょっとわかりづらいかな・・・
ということで、金色のなまずを看板に使っているお店がこちら「大和」。
なまずランチは1480円とのこと。
11時前に行ったところ、まだやっておらず、店頭で11時まで「一人で」並んでおりました。ということで、一番で店内にご案内いただきました。
私以外、誰も着ません。。。なまずランチができあがるまで時間があったので、座敷の中を見てみると、色々な新聞記事がありました。
こちらも。
「ひだ・みのソウルフード」と書かれた新聞もありましたが、岐阜の人々は「なまず」ばかり食べているのでしょうか??
なんと、秋篠宮殿下もなまず料理をご賞味されたそうです!
で、こちらが、なまずランチ!!!
食べてみたところ、お世辞にも「うなぎより美味しい」とは口が裂けても言えません。というか、なまずの天ぷらはともかく、なまずの蒲焼は、どこの部分を食べればいいのか判断できず。当然、頭の部分は食べないでしょうし、尻尾の部分をかじってみたけど食べるには固すぎます。背びれも骨まみれで食べれないし、中骨の部分も明らかに食べれません。ウナギで換算すると、一切れか、二切れにしか相当しないであろう身の部分を食べてオシマイ。その身の部分も、うなぎと比べれば劣後しています。巷で、なまずの蒲焼が流通していないことからも、うなぎには勝てないことがわかっていただけるでしょう。
別の店ではナマズ単品でも、「小」は1500円~となっていたので、このナマズは小にも満たないSSサイズなのかもしれません。なら、身の部分がなくてもやむを得ませんね。
まあ、「秋篠宮殿下もご賞味されたお店で、なまずの蒲焼を食べた」という経験だけで十分としましょう。満腹にならなかったおかげで、この後、更に串カツやどて煮を食べることができたので。