10連休も、残すところ、あと1日。
今日は散髪に行って、昼食を食べに行って、それでお終い。やはり、小平にいること自体が「非日常」となっているので、のんびりすることも有益と思えます。のんびりしながら、普段はあまり見ないテレビも、家内につられて見ています。
それにしても、少々違和感をもって見ているのが「集団左遷」という番組(笑)。銀行をネタにしたテレビ番組で、福山雅治が、メガバンクの三友銀行蒲田支店の支店長をやっています。その、三友銀行蒲田支店が廃店の危機になるのですが、目標の100億円をクリアして廃店を免れようと頑張る番組。銀行員の立場から、違和感を感じるのは以下の点。
1.メガバンクの蒲田支店が廃店の候補となっている点。
→蒲田のような要の都市の支店が廃止になるはずがない。
2.福山雅治演じる片岡支店長が優柔不断な点。
→こんな「頑張れ」一辺倒の支店長はありえない。
3.いち早く小平支店が廃店となり、蒲田支店のメンバーが残務整理に送られる点(これは個人的なやっかみ)。
→「小平をバカにするな~」と、小平市民である私は思えてならない。
まあ、2については、今の支店長ではなく、原作が書かれた1990年代の話、あるいは、著者が感じた、それ以前の時代かもしれませんので、当時は、このような「頑張れ!」とか「気合で乗り越えろ!」といった支店長もいたかもしれません。
「半沢直樹」や「花咲舞」とかも、銀行を面白おかしく描写していますが、今回も、蒲田支店がなくなると言った現実では考えられないストーリーからスタートしているし、廃店となった支店の行員全員が閑職(含む関連会社)に左遷されるという「ありえない」話なので、眉唾物と思いながら見させていただきました。
私の知らない世界の話もあるかもしれませんので、「完全に嘘やろ~」とは言いませんが、銀行員としては、なかなか信憑性が持てない話と思っています。