雨の中、美味しい名古屋めしを求めて、地下鉄で走行中!
しかし、世の中には「名古屋めしなんて、不味くて仕方がない」って言う人が結構いる。まあ、そんな人は美味しんぼとかを例にすると、最後に「私が無知だった・・・」と反省し、赤面し、涙を流して猛省する部類の人がいるが、それが「名古屋めしなんて不味くて食えない」って言う人々と同じ。
「アンチ名古屋めし集団」を分析すると、概ね3つのパターンに分類される。
1.そもそも生理的に名古屋が嫌い
2.名古屋めしを食べることなく見た目で嫌い
3.本当の名古屋めしを食べたことのない種族
以上である。
生理的に第三都市名古屋を認めない人は第四都市、第五都市、或いは地方在住者が多い(著者の主観)。東京、大阪の人は、そもそもそこまで名古屋を意識してはいない(著者の妄想)。名古屋をライバル視する人々の怨嗟が、坊主憎ければ袈裟まで憎いと名古屋めしを愚弄する(著者の妄言)。更に、猫アレルギーの人々が、語尾にミャーミャー付けてしまう名古屋人を嫌っているという報告も聞いたことがあるような、無いような・・・
名古屋めしを見た目で嫌いという人は、アフリカや東南アジア等々世界各国でで「イモムシ」や「カマキリ」や「サソリ」を食べていることすら受け入れられないタイプの人間で、これはどうしようもない。先ずは韓国の蚕の蛹を甘栗のように煎ったものから挑戦し、最終的には名古屋めしの変わり種「へぼめし」(蜂の幼虫=見た目ウジ虫)までクリアできるようになって欲しい。そうすれば、あんかけスパやどて煮や味噌かつなんて、全く見た目を気にすること無く食べれちゃうから。
最後に、一番憐憫の情を感じてしまうのは、人生で不味い名古屋めししか食べてこなかった人々である。。。この原因は至ってシンプル「本人が努力を惜しんだ」ためである。正直、名古屋駅周辺の地価等コストの高い地域では美味しい名古屋めしは望めない。形だけ、インスタ的に「名古屋めし食べてきました~」と、あたかも手抜きでレポートを仕上げる学生と同様、労力を惜しんではいいものが食えるはずが無い。
そして、この手の輩の悪い癖は、自分たちは労力無しで画像をゲットした上で「名古屋めしなんてこの程度」とか「美味しくない」とか「失望」とか勝手気ままに無責任な記事を書き綴ること・・・
生涯学習にも通じるのだが、一つの分野の研究するには、関連図書を最低30冊、できれば100冊は読んで欲しいと以前書いた記憶がある。それと同じ。あんかけスパを不味いと語りたければ、最低10店、できれば30店は回って欲しい。最初に行った不味い店が、そのまま他店に行かないと、あなたの人生のあんかけスパの総評になってしまう。ゆえに、セカンドオピニオン、サードオピニオンのごとく、他店を見ていかないと、誤診に一生束縛されてしまうのだから。ある意味悲劇としか言い様が無い。そして10店も行けば、どんなに姑息な店選びをしようとも1つぐらいはまともなお店に当たるだろう。
ゆえに、1つ2つ行ったお店で不味かったからと言って、その料理の悪口は言わない方が賢明である。罵詈雑言を言うなら、そのお店に対してにして欲しい。あんかけスパも、味噌カツも、全く悪意はないのだから。そして、美味しいお店の名古屋めしは確実に美味しいといいきれるだけの、私は実地を経験している。
くれぐれも言っておくのだが、有名店だから美味しいと言う訳ではないのだ。グループで食べていると、場の雰囲気に流されて美味しいと思ってしまうが、得てしチェーン店の料理は美味しくない。一人で黙々と食べていると、それを痛烈に実感することがある。
加えて、手羽先で有名な「風来坊」も店によって微妙に味が違う。あれ、名古屋で一番美味しいといわれる風来坊の記事書いたっけ?そんな感じで、十把一絡げで「美味い」「不味い」は語れないのである。
とはいえ、私も昔はアンチ名古屋めし派の人間だった・・・食べてもいない味噌カツを「悪魔のとんかつ」とか「とんかつへの冒涜」とか声高らかに叫んでいた者である。それが、今では味噌カツを351食も食べ尽くし、更に、美味しい店はないか・・・と実地調査に勤しんでいる状況である。
長々と書いてしまいましたが、そんな昔のことを、ふと思い出しただけ。やはり、4年半かけて、ようやく名古屋めしの入口に到達できたって感じ何でしょうか?