テレビを見ていると速報が流れたのですが、それが「東京コロナ本日238人累計1万人越え」といったものでした。
今、この瞬間、私の滞在している東京でコロナの感染者が、1時間当たりにすると10人増殖していると思うと背筋が凍る気がします。ただ、2020年4月1日の時点で東京都の人口は13,942,856人。その人口からすれば、まだ何とかなっているのかな~と思えてくるのが不思議。
まだ、気持ちの上で、「コロナに感染するのは夜の街関係者だ」という印象が刷り込まれているのかもしれません。あるいは病院関係者、家族でコロナ罹患者がいる人と比べ、さすがに感染ルートが希薄な私自身がかかるはずがないと高を括っているのかもしれません。
しかし、考えてみれば、この世界大流行のコロナウイルスは、もともと中国武漢の伝染病でしかなかったはず。それが、どんなルートで、どんな手段で、どんな方法でその病魔域を広げてきたのか把握できていないのも事実。なら、明日、私がコロナになってもおかしくないわけです。まあ、明日発症したなら、愛知由来のコロナなのでしょうが。
されど、政府が率先してコロナウイルスばらまき政策ともいえる「GO TO トラベルキャンペーン」を推進しているのだから、やりきれない・・・旅行会社がダメになる、ホテルや旅館がダメになる、観光業界がダメになるといった判断から、政府はキャンペーンを推奨するのに、多くの都道府県知事が「不要不急の外出を控えるように」と真逆なことを言っている。「アホか、この国は?」と思うのは私だけだろうか。アンケートを取ると、多くの国民がこのタイミングでのキャンペーンは不適としているのに、金をばらまく政府。ただ、その金に飛びつく旅行者がいること自体が「民度の違い」を感じてしまう。
今、テレビで古舘伊知郎が「片や経済を回せ、片やステイホームって何なのよ!」って言っていたが、当にその通り。もし、今後、「GO TO トラベルキャンペーン」で地方にコロナが蔓延していったなら、「制度をつくった人」や、「制度を使った人」に、法的には処罰されないものの、心の中で責任を感じてほしい。「カルネアデスの板」の例があるように、自分の命を守るためなら、他人の命を危険にさらしても罪には問われない。しかし、自分の快楽を優先するあまり、不要不急の旅行に行くことで、他人の命を危険にさらしても、法的に無罪なら良心の呵責に問われないのか・・・
といいながら、私も5連休にして東京に戻ってきているので大きなことは言えない。しかし、3月~6月、東京に戻らなかったことで、血圧が170を突破するくらい上昇し、胃にポリープができるといった命の危機ともいえる不調を経験している。メンタル崩壊の危機だった・・・家族の元に戻ることすら「不要不急」と言われたらそれまでだが、少なくとも、帰らないと病状が治らないからやむないものと自分を納得させている。
前半と後半で文章のスタイルが変わってしまいました。ついつい、テンションが高くなってしまい、文体を統一することが困難な状況になってしまい、申し訳ございません。