丸川大臣は「必要な渡航まで禁止されているものではない」とテレビで言っていたが、やはり、渡航中止・退避勧告の国には常識的に行けないし、行かないだろう。なら、五輪選手も怖くて日本に来れないと思うのだが・・・「米国代表の五輪出場に影響なし」という話もある。
まあ、IOCは日本人が何人死のうと関係ない訳で、不利益を被るのは我々日本人だけである。にもかかわらず、IOCの顔色を見ないといけないのは残念。私だけではなく、多くの国民がオリンピックの中止を求めている。そもそも、オリンピックまで58日しかないのに、未だ、東京は緊急事態宣言中であり、更に、延期までしようとしている状況だ。そんな状況なのに、どうして、オリンピック開催にこだわるのだろう。
テレビでは、オリンピック開催を中止した場合1.8兆円の経済損失と伝えている。一方、開催し、コロナ感染者が拡大し、更に緊急事態宣言をした場合の経済損失は最低1.9兆円、過去の緊急事態宣言における損失は、都度6兆円を超えると試算しており、結局、開催しても多大な損失が発生する恐れがあるわけだ。
アメリカだけでなく、国連もオリンピック中止に繋がる側面的な支援をしてくれている。なら、このタイミングで、政府なり、東京都なりが、中止を宣言すればいいのに・・・と思うのだが。