生涯学習の部屋

資格取得数241。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

中央教育審議会答申(1981年)

2022年03月21日 21時07分57秒 | 生涯学習
本棚にある書籍を整理しようと、今一度、本を読み直していたところ、『生涯学習と人間の発達』という本の中に、懐かしい一文を見つけた。

それが、昭和56年(1981年)の中央教育審議会の答申にある、生涯学習にかかる文章。

我が国には、個人が人生の比較的早い時期に得た学歴を社会がややもすれば過大に評価する、いわゆる学歴偏重の社会的風潮があり、そのため過度の受験競争をもたらすなど、教育はもとより社会の諸分野に種々のひずみを生じている。今後、このような傾向を改め、広く社会全体が生涯教育の考え方に立って、人々の生涯を通ずる自己向上の努力を尊び、それを正当に評価する、いわゆる学習社会の方向を目指すことが望まれる。

この答申から既に40年。 どうだろう、人生の比較的早い時期に得た学歴は過大評価される風潮は健在だろうか?それとも、本格的な実力主義社会にシフトしただろうか?また、生涯学習社会は到来しているのだろうか?

ついこの前、学歴フィルターの有無が騒がれていたが、私は学歴≒教育資格と思っているので、それ自体が指弾されることについては疑義を感じている。努力した結果取得した教育資格は、資格の一種として尊重されるべきである。

一方、若い社会人はそれなりに離職している。実力不足でついていけない者もいれば、逆に、自分の実力を信じての転職や起業を行う者もいる。また、企業において、最終学歴が定年まで「水戸黄門の印籠」のように効果を持つところも少なくなってきている気がする。それだけ、能力社会が徹底されてきたのかもしれない。IT企業といった、40年前にはほとんど存在していなかった企業の成長が、学歴に胡坐をかいているだけの無能力者を淘汰していったからだろうか?

そんな社会においても、やはり、私は生涯学習というものは必要であり、それなくしては、超高速に変化し続けている現代社会についていけないと確信している。それが正しいのか、間違っているのかは、未来が答えを出してくれるはずだから。
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あと7.5年ほどで・・・

2022年03月21日 20時40分37秒 | その他
ミネルヴァ書房の『生涯学習』という本を読んでいたところ、「ライフサイクルの変化」という表があって、大正9年のモデルケースが書かれていた。

夫は25歳で結婚。27.5歳で長男誕生。39.5歳で末子(第5子)誕生。52.5歳で長男結婚。55歳で定年。60歳で引退。61.5歳で死亡とのことだ。妻は21歳で結婚し夫の死後3.5年後の61歳で死亡する。

私の場合、現在約54.5歳。大正9年のケースなら、半年後に定年となり7.5年後にはこの世からも引退し、極楽浄土に召されることとなる。

あと7.5年か・・・と思うと短い気もするが、そもそも、絶対に7.5年生きられると思っていることがおこがましい。今でこそ、55歳の平均余命は28.58歳もある。でも、それは平均であり、すべての人がすべからく28.5年生きられるわけではない。つまり、それよりずっと短い7.5年であったとしても、人生は担保されていない。なんせ、明日死んでも文句は言えないのだから。

そう考えると、現在の定年は60歳、更に、希望を出せば65歳までは嘱託、あるいは時給制で雇ってもらうことはできるのだが、そこまで働くことが果たして正解なのか、どうなのか。65歳まで働いて、年金をもらった途端、死んでしまうかもしれないし。そんなことになったら、いったい、何のために生まれてきたのだろう?

無論、普通のサラリーマンよりかは、スリリングで、波乱万丈の人生を生きてきているとは思うのだが、何も、好き好んでこんな人生を選択したつもりはない。できれば、慎ましやかに、大人しく、心安らかに、平凡な生き方をしたいのだが、、、


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開花!

2022年03月21日 17時27分54秒 | 小平

昨年より6日遅く、平年より4日早い。今後、1週間から10日ほどで満開となる模様。そういえば、一昨日、外出した時に、小平の桜もほころび始めていたし。

ただ、昨日、今日と寒かったので、外出してまで桜の花を確認しておらず。とはいえ、桜堤や、桜通りなど桜を冠する地名が近所にあるので、今度の土日は満開の桜が見られるかもしれないな~
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