時節柄、最近、芸能人などが「難関大学合格!」ってニュースをよく目にするようになった。
で、思うのは「難関大学」の定義。どこの大学が難関大学なのか?同じ大学でも学部によって違うのか?私が慶應義塾大学通信制に入学した場合でも「難関大学入学」って言っていいのか?
そもそも、医学部合格は「難関大学」合格と言っていいのだろうか?偏差値的には、東大・京大のある種学部より地方国立大の医学部の方が偏差値は高い。私学でも同様のケースがあるし。
なら、「大学名+学部」こそが難易度の基準と思うのだが、なぜか大学で判断されてしまう。
まあ、周囲の目はともかく、本来、本人がやりたいことがあって、それを基準に進学先は選ばれているはず。「個人の能力」+「やりたいこと」+「妥協」≒進学先と思っているので、難関であろうがなかろうが、本人には関係なかろう。
難関大学に行っても、卒業後進路が決まらない人もいれば、Fランク大学と言われる大学を出ても希望通りに働いている人もいる。
どこを難関大学にするかで変わってくるが、年間何千人も、何万人も発生している難関大学合格者。そんな膨大な枠に入るか、入らないかで悶々とするより、大学無関係で、学生時代にオンリーワンの実績をつくる方が価値があると思うのだが。