新旧の鉄道&風景の撮影紀行

鉄道のある風景、京都をはじめ自然のある風景をカメラに納めてます!

懐かしのレサ10000

2018年10月06日 | 貨物列車
今日、日本の台所として親しまれた「築地市場」が最終営業日を迎えて最後の競りを
終えたとの報道がありました。
かって、国鉄時代には、鮮魚特急「ぎんりん、とびうお」などの高速貨物専用列車レサ10000が
EF66に牽引されて活躍していました。

1966年(昭和41年)10月より、幡生 - 東京市場間に「とびうお」、博多港 - 大阪市場間に「ぎんりん」の愛称で運転を開始し、従来の鮮魚貨車では長崎 - 東京市場間で42時間30分を要し出荷後4日目のセリになっていたのが、これらの列車の運行開始により27時間に短縮され、出荷後3日目のセリに間に合うようになり、これらの特急鮮魚貨物列車については一応の実績を上げました。

しかし、昭和50年代後半になると、トラックへの移行がさらに進み、特急鮮魚貨物列車であっても編成両数が減少してきて
国鉄の合理化の動きもあり、各地の市場に隣接した貨物取り扱い駅の閉鎖と共に、鮮魚貨物列車のコンテナ化が進められた。最終的に1986年(昭和61年)3月に、最後に残った「とびうお」号がコンテナ化されて消滅しました。


今日のフオトは、懐かしいレサ10000を牽引するEF66の雄姿です!

                  東海道本線(近江長岡ー醒ヶ井)

                  山陽本線(垂水)