永年にわたって東京お台場付近で展示されていた船の科学館が9月末でリニューアル準備のために休止されました。
船の科学館では、今まで青函連絡船の羊蹄丸と南極観測船の宗谷が展示されていましたが、羊蹄丸は保存、展示が終了したので、
今後新しい船主?を募集していて転出するようです。一方宗谷は残留して保存されるようです。
羊蹄丸は日立造船桜島工場で建造され、名前は公募により別名蝦夷富士と呼ばれる秀麗な山容の羊蹄山から選ばれ、
昭和40年の就航から昭和63年9月の連絡船廃止までの23年間にわたり津軽海峡の荒波を航行しました。
小生は北海道への渡道の際には青函連絡船には何時も利用していて懐かし思い出が一杯ですが残念ながら昭和63年に
青函トンネルの開通ともに惜しまれながら引退しました。
平成16年に船の科学館を見学してで青函連絡船の羊蹄丸と再会して、乗船中は見学出来なかった船橋(ブリッジ)の
の計器類、コンパス、羅針盤、レーダーなどを見て、かって荒海の津軽海峡を航行した雰囲気を味わうことが出来ました。
また青森駅付近の改札口、列車、DL,出店などの様子も再現されていて懐かしく感じました。
今後は、羊蹄丸の再就職先が決まって、市民にいつまでも親しまれるように願うばかりです
なお、関東地域では羊蹄丸の保存、展示の終了により青函連絡船を見られなくなったが、現在も青森港付近では
青函連絡船メモリアルシップ八甲田として、函館港付近では函館市青函連絡船記念保存館摩周丸として保存、展示されており
今でも見学が出来ます。
*見出し画面は函館港に入港する羊蹄丸
青森港を出港した羊蹄丸と乗船客の様子 青森港を出港して一路函館を目指す3時間50分の船旅
宗谷と羊蹄丸の並びも見られなくなる 羊蹄丸の推進力を発揮する大きなスクリュー(船の科学館)
羊蹄丸の船首(船の科学館) 羊蹄丸のブリッジ(船の科学館)
ドラを鳴らして出港を告げる(船の科学館) 羊蹄丸の船内 (船の科学館)
青森駅を再現(船の科学館) 青森駅付近の出店風景(船の科学館)
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