写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

2022年 秋の車旅・21日目(山形から仙台へ)

2022年10月20日 | 車旅紀行

今日は妻の兄が居る仙台に向かいながら、その途中にある秋保温泉に立ち寄った。

ここは2016年5月に開催された「伊勢志摩サミット」の「財務大臣・中央銀行総裁会議」が開催された場所で、前回は丁度そのタイミングに訪れ、警備の警察官だらけだったことを思い出した。

到着したのはお昼前だったが、温泉街にある共同浴場に入った。

今回も温泉は色々と入ったが、温泉街の共同浴場は久し振りである。

入り口は共同浴場の雰囲気が満載だ!

混じりっ気のない源泉かけ流しで、ホテルに宿泊する客も入りに来るそうだ。

次に立ち寄ったのはホテル街にある小さなスーパーマーケット

看板にも書かれているが、おはぎが有名な店です。

仙台駅の駅中でも売られているが、直ぐに売り切れて買う事が難しいそうだ。

それを購入する為、ここまで車で来る客が絶えない。

その為、店の規模に見合わない大きな駐車場が整備されている。

この棚全部がおはぎです。

写真に客は写っていませんが、棚の前は客の肩が触れ合うほど混んでいて、おはぎを次々と買い物かごに入れています。

棚には店員が絶え間なく補充しているが、追い付かないくらいである。

小豆・きな粉・黒ゴマと3種類あるが、一番人気はやはり小豆だ!

ご飯より餡子の方が多い。

それでいて程よい甘さで美味しい。

リピーター客が多い理由が分かる。

この秋保温泉の見所は色々とあるが側を流れる磊々峡(らいらいきょう)が良い!

無料の駐車場が整備されている。

すぐ隣が磊々峡の入り口になっている。

遊歩道が整備されていて、ゆっくりと散策できる。

紅葉には早かったが、林の中の散歩は十分楽しめた。

前回訪れたのは新緑の時期だったが、それも良い!!

恋人の聖地の看板脇から渓谷を覗くと、ハート型に刻まれた岩が見える。

そのくぼみには水が溜まり、空が映り込んでいる。

これを一緒に見ると永遠に結ばれると、若い人に人気が有る!!

前回も撮った記憶があるが、今回も記念撮影

その後は義兄宅を目指して走行。

あっと言う間に到着した。

一年振りに義兄夫婦と再会、美味しい夕食を頂きながらの会話は楽しかった。

お互いに健康に気を付けましょうを合言葉にお別れし、今夜のP泊地に向かった。

 

 


2022年 秋の車旅・20日目(秋田から山形へ)

2022年10月19日 | 車旅紀行

昨夜は「道の駅・なかせん」でP泊。

良い紅葉に巡り合えたからか・・・朝から気分爽快だった!!

東北の紅葉巡りは一区切りつき帰路に入るが、もう一ヶ所立ち寄りたいところが有る。

今日はそちら方面に向けて移動する事にした。

急ぐ必要もないので朝食後ゆっくり休んでから車内の掃除を行った。

使ったのは充電式の小型掃除機である。

吸引力もそれなりに強く、フィルター掃除も簡単だ。

それに予備のフィルターが付いている。

掃除する面積は少ないので、この掃除機で充分である。

掃除が終わって出発したのは10時半頃だった。

走っていると故障していたパイオニアのサイバーナビがしゃべり始めた。

確認すると正常に稼働しているではないか!!

直ったのは嬉しいが修理に出した時に故障の症状が出ていないと、メーカーも故障原因を突き止めるのに苦労するのでは・・・!?

何処かでお昼を食べようと立ち寄ったのが「道の駅・十文字」

丁度食べ終わったところにドアをノックする人が居た。

開けると先日まで釣りを一緒に楽しんだ友人がいた。

お互いに申し合わせたわけではないが、たまたま立ち寄った先に私達が居たのだった。

車の中で歓談、紅葉情報の交換が始まった。

先日別れたばかりだが話が弾む。

私達が昨日観た玉川温泉周辺の素晴らしい紅葉を観てからここに来たと言う。

その感動を思いがけないタイミングで共有した。

そして再び別々に出発した。

その後、眼科に立ち寄り妻の目を診てもらった。

今朝、妻の顔を何気なく見て右目が真っ赤になっているのに気付いた。

全く痛くないそうだが、気がかりである。

私も時々同じ症状で酷い時だけ眼科で診てもらい、目薬で治癒している。

妻がこの様に真赤になったのは初めてで、用心して診て貰う事にした。

検査結果に大きな問題はなく、目薬と飲み薬を貰った。

これで安心して旅が続けられる。

 

 

 

 


2022年 秋の車旅・19日目(八幡平の紅葉)

2022年10月18日 | 車旅紀行

昨夜P泊した「道の駅・かづの」の朝、数日間一緒に過ごした友人と分かれ、私達は八幡平に向けて出発。

アスピーテラインの入り口付近の紅葉はあまり進んでいない。

高度が上がるにつれて色付きが変わってくる。

あっと言う間に枯葉が目立つ様になってきた。

大沼を散策したが、紅葉は既に終わりかけていた。

大沼に隣接するキャンプ場を散策したが、遊歩道の両側は枯葉の溜まり場になっていた。

ブナ林は紅葉で賑わっていた。

見上げるとまた違った景色が見える。

ツタウルシが彩を添えていた。

次に立ち寄ったのは蒸けの湯が展望できる駐車場。

湯けむりと紅葉の組み合わせも良い!

八幡平の頂上が近づくにつれて霧が深くなってきた。

そして雪が降り始め、笹の葉にうっすらと積もり始めた。

今年初めての雪景色だった!!

見返り峠の八幡平展望駐車場を過ぎてしばらく走ったが、ダテカンバの葉は全て散り紅葉は期待できないと判断。

来た道を引き返し、玉川温泉を目指した。

これが大正解だった。

玉川温泉近くの山麓が、最高の紅葉だった。

雨が上がり曇り空だったがそれが幸いしたようだ。

濡れた紅葉は一段と輝いていた。

その下の新玉川温泉も綺麗だった。

橋の上から渓谷を覗くと、渓流に紅葉が映えていた。

八幡平周辺には後生掛け温泉、蒸けの湯、藤七温泉、玉川温泉など、ひなびた温泉が沢山ある。

ここは何度も訪れているが、紅葉と温泉は飽きることが無い。

 


2022年 秋の車旅・18日目(釣りから紅葉巡りへ・移動日)

2022年10月17日 | 車旅紀行

昨日まで3日間は時間待ちでチョイ釣りを楽しんでいたが、今日は紅葉巡りに向けて移動する事にした。

出発する前に昨日と同じオープンテーブルを囲んで、一緒に釣りを楽しんだ3家族でお茶タイムを楽しんだ。

ゆっくりとモーニングコーヒーを楽しんで、次の目的地に向けて別れた。

一台は奥入瀬の紅葉を写真に収めたいと、私達ともう一家族の2台は八幡平方面へと出発した。

途中の道の駅・たかのすで世界一の大太鼓を収めた大太鼓の館を覗いた。

かなり前に一度見たがもう一度見たくなって立ち寄った。

世界一の大きさに至る迄の歴史が映像で紹介される。

歴史を知ってから大太鼓を観ると、一味も二味も違った観方が出来る!!

世界一の大太鼓、近づいてみると大きさに圧倒される。

この太鼓は自由に叩く事が出来る。

軽くたたくだけで響く音量にビックリ!!

その先の部屋には世界の太鼓が一堂に集められ展示されている。

その一部だがボタンを押すとスピーカからその音色を聴く事も出来る。

その後、温泉に入り今夜のP泊地で合流。

車の中で久し振りの晩餐会となった。

持ち寄ったご馳走とビールで乾杯、ワインに酔って楽しい時間を楽しんだ。

楽しい時間はアッと言う間に過ぎる。

ここまでは友人家族と一緒だが、明日は別々の行動になる予定だ!


2022年 秋の車旅・17日目(アジ釣り・マグロの水揚げ)

2022年10月16日 | 車旅紀行

今朝も穏やかで気持ちの良い朝を迎える事が出来た。

駐車場の直ぐ上にオープンテーブルがある。

朝食後、そこでモーニングコーヒーを飲みませんかと誘われた。

友人が持参のテーブルクロスを被せると、そこはオープンカフェに変身した。

目の前でお湯を沸かし、入れたてのコーヒーを頂いた。

気持ちの良い朝、青空の下で飲むコーヒーは格別だ!!

しばらくコーヒータイムを楽しんでから、昨日の釣り場に向かった。

5匹の一家釣りが度々あったが、ほとんどが豆アジで海に戻した。

時々少し大きめのアジも釣れるが、時にはこんな魚も!?

水族館向きの魚だと、周りから揶揄われていた。

妻たちは車の日陰に椅子を出し、おしゃべりに夢中!!

釣り場の岸壁にマグロ漁船が帰って来て、マグロの水揚げ始まった。

写真撮影の許可を貰って撮らせてもらいました。

写真を撮っていると、作業していた年配の婦人から後で写真を送って欲しいと要請を受けた。

二つ返事で引き受けた。

小さめのマグロは発泡スチロールの箱に入れ、二人で何とかパレットに乗せる。

大きな物は人手では持ち上げられないので、フォークリフトで持ち上げ運んでいた。

水揚げされたマグロは直ぐにエラと腸を切り落とす。

この作業はかなりの力仕事で、額には大量の汗が噴き出していた。

内臓を取り終わった腹を綺麗に洗い終わると、発泡スチロールの箱に入れる。

重いので横にした箱に押し込んでから箱を起こし収めていた。

全てのマグロの処理が終わり、箱に入れられ氷詰めにされて並ぶ景色は壮観である。

箱には一つずつ計量された重さが書かれている。

25kg~50kgの数字が書かれていた。

約40本のマグロは、この後トラックで出荷されていった。

餌は前の夜に漁火でイカを釣って生きたまま船倉に入れ、釣り場で針に着けて泳がすそうだ。

その釣り針の釣り糸は船上で切られるが、延縄漁で釣られた証でもある針はマグロの口に付いたままだった。

内臓を取り去る時に釣り針は外されるが、針は意外と小さかったのでビックリ!!

全ての作業が終わり、喧騒だった岸壁は静かになった。

私達は釣り場に戻り、釣りを再開した。

ほどほで納竿し、少し大きめのアジとサバの頭と腸を取り除いた。

ひと休みしているとマグロの水揚写真の許可を貰った婦人が、マグロの餌に使った生きの良いイカを持って来てくれた。

撮影中にも、エラなどと一緒に取り外したマグロの心臓を2個頂いていた。

心臓は友人の奥さんが程よい大きさに切って煮込み料理にしてくれた。

夕食にイカの刺身と煮魚にマグロの心臓の煮込み料理が並んだ。

マグロの心臓は人生で初めて食したが、美味しくてコリコリとした歯ごたえが印象に残った。

マグロの水揚げと心臓の煮込み、それにマグロの餌と同じイカを食べるなど、初めての体験が重なった今日は忘れられない一日になった。


.風景写真

四季の風景写真