写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

2023年・秋の車旅11日目(鮭釣り・3日目)

2023年09月15日 | 車旅紀行

今朝も鮭釣りで4時に起床する予定だったが寝過ごしてしまった。

起きると釣り人はしっかり竿を振っており、これから準備する人は誰も居ない。

明るくなっておりヘッドランプも要らない状態だった。

そっと竿を出すと隣の釣り人が「余裕ですね!」と一言。

ハイと言いたいところだが、今年はそんな一言なんて有りえない。

状況は昨日よりも悪かった。

1本も上がらない。

風も無く鏡の様な海面は釣れない静けさと重なり、気持ちも沈んでしまう。

釣り人は見切りをつけて早々に引き上げていく。

私達も何時もより早く竿を撤収した。

最後の一人も引き上げて来た。

6時過ぎに港内の岸壁には釣り人が一人もいなくなった。

この時間帯に釣り人が一人も居なくなるなんて初めての経験である。

車で休んでいると、防波堤の外側で鮭がもじっているとの情報が入った。

友人と一緒に覗くと、海面にそれらしい動きが有った。

これでは良く分からないので望遠レンズで引き寄せると、間違いなく鮭の尾びれがハッキリと見えた。

ルアーを目一杯遠投してみたが全く届かない!!

暫く眺めていたがこちらに近づく気配はない。

でも束の間、期待を持たせてくれた。

明日からの3連休は平素頑張っている現役組に楽しんで欲しいと、リタイア組の私達は遠慮して竿を出さない事にした。

その間どの様に過ごすか思案した。

その中の一つとしてキャンプ場でのんびり過してはどうかと、キャンプ場を下見した。

稚内港を眼下に臨むキャンプ場

ここではテントは何処にでも何張りでも自由に設置できて無料である。

この二つのテントは同じ人の物で、右は炊事専用テントで左は居住用テントと使い分けているそうだ。

関西から来て数か月間、自由気ままに暮らしているそうだ。

私には到底出来ない!

色々な人が居る。

さて明日からの3連休、どの様に過ごすかな・・・!?


2023年・秋の車旅10日目(鮭釣り・二日目)

2023年09月14日 | 車旅紀行

今朝も夜明け前から鮭釣り開始

風も無く薄曇りで釣りには快適な日和だった。

でも、昨日以上に状況は悪い。

周りの釣り人達もすっかり諦めている。

私達も竿を上げ、雑談で時間を過ごす。

友人の一人はあまりの不漁に、この釣り場を諦め別の釣り場を探して移動した。

更に急用が出来、帰宅せざるを得なくなったご夫婦ともお別れした。

残ったのは私ともう一人の友人の2台だけになった。

お昼になりそのご夫婦と4人で食事処でランチタイム。

そして車に給水してから私達はコインランドリーで洗濯。

何時もは雨模様の日が洗濯日和だったが、雨が降っていない今日は時間潰しの洗濯だった!

コインランドリーで洗い上がるのを待っていた時、後のバンパーからポタリ・ポタリと水滴が落ちているのを発見!!

清水タンクを調べると先ほど給水したばかりなのに2cmほど水位が下がっていた。

タンクの床を調べると一部が濡れていた。

タンクの紫外線殺菌ランプの付け根から水滴が滲みだしていた。

よく見るとそのランプの取り付け部にクラックが見つかった。

直ぐにタンクを外に出し排水した。

水を運ぶための予備タンクで一時しのぎする事にした。

何れにしても新しいタンクを購入し入れ替える事にした。

その前に先ほど給水した場所に戻り、予備のタンクを満タンにした。

その給水場所で地元で魚の荷揚げを仕事にしている方から、獲れたばかりの魚を頂いた。

友達の分もとこんなに頂いた。

左からカレイ、ハッカク、ホッケである。

今夜の塒に着き、友人と一緒に魚を捌いた。

早速カレイは煮魚に。

ハッカクは刺身に

ホッケは三枚におろして一夜干しに

鮭釣りは退屈だったが、色々と忙しい一日になった。

明朝も同じ釣り場で頑張ってみるが、釣果はあまり期待できない。

余りではなく全く期待できないが正しいかもしれない!!

釣具店で今年の鮭釣り状況を聴くと、どの釣り場も全滅で今まで一番悪いと言う!

希望が持てる話は一つもない。

鮭釣り以外の遊びを探したいが、昔のように山登りは後期高齢者の私達には無理。

紅葉にはまだ早い!

何時もの通り明日になってから考える事にした。

 

 

 

 


2023年・秋の車旅9日目(鮭釣り)

2023年09月13日 | 車旅紀行

昨日まで鮭釣りで2回竿を出したが、本格的に釣るのは今日が初めてだった。

4時に起床し暗い内から準備して鮭釣りスタート。

私に妻、それに友人達と5人並んで期待を込めて竿を振る。

しかし、夜明けの一番よく釣れる時間帯になっても誰も釣れる気配は無い。

釣れるのはこちらでウグイと言われている小魚ばかりである。

これは友人が釣り上げたウグイである。

私にはそのウグイすら釣れない!

でも、友人が40cmのタモで雌の鮭を掬いあげた。

我が家も一匹ゲットする事が出来、直ぐに捌いてサケフレークに、卵は醤油イクラになった。

釣りを諦め港内を散策していると、昆布の積み下ろしに遭遇。

クレーンで持ち上げ海に下ろし海水で昆布を洗洗い、明日の乾燥作業開始まで海中に吊るしておくそうだ。

その昆布を積み下ろしていた場所に小さな貝が沢山落ちていた。

昆布と一緒にここ迄運ばれて落ちたようだ。

その小さな貝を拾い集め塩茹でした。

これを友人達と囲んで、たわいない話をしながら頂いた。

マチ針で突き刺し身を取り出して口に運ぶ。

ほど良い塩加減と共に磯の香りが口中に広がる。

身は小さいが味は中々美味である!

鮭は釣れなかったが、友人達と過ごした一日は楽しかった。

明日に期待を込め、今夜は早く寝る事にする。

 

 

 


2023年・秋の車旅8日目(稚内)

2023年09月12日 | 車旅紀行

昨夜は「道の駅・わっかない」でP泊

夜半に雨音で目が覚めるほど強い雨が叩きつけていたが、朝にはその雨も上がり曇り空だった。

車から外に出ると鹿のお出迎えにビックリ!

何と道の駅の駐車場脇で食事中

邪魔をしないでと、つぶらな瞳で睨まれた。

雨も上がったので朝食後に釣り場を覗いてみた。

30人ほどの釣り人が竿を振っていたが、あまり釣れていないようだった。

二人連れの釣り人に話しかけると、今朝の4時から釣り始め5時間経つが釣れていないと言う。

取り敢えず私達も隣で竿を出したが天気予報通り直ぐに雨が降り始め、40分ほどで竿を収めた。

釣りは諦めて午後からは映画鑑賞と決め込んだ。

映画館は道の駅の施設と同じ稚内駅中の2Fにあり、駐車場からすぐだった。

ガラガラの館内は何処に座ろうが遠慮はいらない。

観たのは山田洋次監督の「こんにちは、お母さん」

何年振りかの映画鑑賞を楽しんだ。

会社勤めの現役時代に体験した事と重なり、引き込まれていった。

その後キャンピングカーに給水し、スーパーで食料などを買い込み釣り場に向かった。

夕焼けに浮かぶ利尻富士を眺めながら竿を振ってい人が居る。

眺めは最高である。

夕方にはキャンピングカー仲間の友人達も合流。

今夜はここでP泊

明日は賑やかで楽しい釣りになりそうである。

これに釣果が付いて来れば最高なのだが!?

 

 

 

 

 


2023年・秋の車旅7日目(遠別⇒稚内)

2023年09月11日 | 車旅紀行

早く寝るので目が覚めるのも早く、日の出前に起きている。

その為、ここ数日間は朝食前に少し走る事が多くなった。

今日は稚内を目指してサロベツ原野沿いのオロロンラインを走った。

この沿線は風力発電の風車が多い。

これはほんの一部である。

原野の間に牧草地が点在し、その牧草ロールの向こうに幻想的な利尻富士が浮かんでいた。

沿線沿いの漁港に立ち寄り、鮭の釣り情報を集めるが全て芳しくない。

でも、鮭は釣れなかったがその仕掛けで大きなヒラメ釣り上げた人が居た。

おじさんは誇らしげにサイズを測っていた。

覗き見ると定規は58cmを示していた。

次の港では釣り人曰く「竿を出さないと鮭は絶対に釣れませんよ」と誘われた。

それは道理であると私達も今回の旅で初めて竿を出した。

でもお昼前で日差しが強く暑く、40分ほどで早々に引き上げた。

それでは釣れるはずもなく、再度北上を開始。

稚内手前のノシャップ岬でひと休み!

岬の灯台とイルカのモニュメントの前では観光客が記念撮影撮、それを撮影!

稚内に到着。

古代ローマ建築を思わせる円柱とアーチ屋根を持つ稚内港北防波堤ドームを訪れた。

何度か来ているが絵になるで記念撮影!

 

ドームの内側は、防波堤だけでなく桟橋から駅までの乗り換え通路として利用できるよ半アーチ式のドームになっている。

最北端の線路はここで終わりである。

4ヶ所の釣り場を覗いたが、何処も釣れない話ばかりだった…( ノД`)シクシク

地元の人曰く、今年は海水温が高く鮭が近寄ってくるのは何時もより2週間ほど遅れていると言う。

さて、明日の天気予報は雨である・・・どう過ごすかは朝起きて決める事にした。

 


.風景写真

四季の風景写真