★☆ 愛しき時間(とき) ☆★

2007年に乳がんと肺がんを克復しました。
現在 ACTH単独欠損症(特定疾患)、糖尿病の闘病中です☆

突発性難聴(発症80日目)

2008年06月21日 | 突発性難聴(右耳)

【突発性難聴☆闘病記録】(67)

★2008年6月21日(土)★
 <治療開始70日>

今日は夏至。
夏至といえば、キャンドルナイト。
今回は、私も参加してみようかな、と思っていたのに、
その時間(20時~22時)、すっかり忘れてて、
今、思い出した。


昨夜は、あまり眠れなかった。
心配事があると、すぐに、睡眠に影響するので困る。
でも、朝寝をしたので寝不足は解消。


昨日の耳鼻科の診察は、思いもしない展開になり、
今朝は起きた時から、ユウウツだった。

まさか、今までよく聞こえていた左耳のデータが20dB(デシベル)だなんて!
何かの間違いであってほしい・・・。

4月、右耳が突発性難聴になった時、
当初の聴力は、15dB前後のデータだったので、
耳鳴りがなければ、お薬を飲まなくてもいいと言われていた。
70日間、服薬を続けたのにも拘らず、
昨日は60dBまで聴力が低下した。

そんなこともあり、森山先生(仮名)は慌てられたのだろう。

右耳と同じ失敗を繰り返さないためにも、
大きな病院に行くよう、勧められたのだと思う。


昨日、森山先生(仮名)は、その場で、
私に質問をしながら、A病院への紹介状を書かれた。

「左耳も耳鳴りはしますか?」と聞かれたが・・・、

改めてそう聞かれると、
左耳からも耳鳴りが聴こえるような気がしてきた。
右耳の耳鳴りが激しいため、その音が響いているような気もするし、
自分でもよくわからなくて、
とても曖昧な返事しかできなかった。

突発性難聴を発病して、思うことは、
「耳鳴り」の表現はとても難しいということ。
先生から聞かれても、うまく伝えられない。

でも、耳鳴りは、本人にしか聞こえていないのだから、
先生の診断に役立つように、
きちんと話すよう注意したいと思う。


「どんな内容の紹介状を書いておられるのだろう・・・」と、
他人事のように見つめながら、
私の頭の中は、今後のことを考え不安でいっぱいだった。

今まで、片方の耳に「難聴」や「耳鳴り」が発症するのが、
突発性難聴の特徴だと思っていたので、
両耳が悪いとすれば、どんな病気が考えられるのか気になった。

昨日、診察を終えて、帰宅して、ネットで調べてみた。

突発性難聴は、両耳に起こることはまれで、
突発性難聴全体の約1%程度だと書いてあった。

いくら、私が運が悪いといっても、
1%の中に入るだろうか?
なんだか、違う病気のような気もしてきた。

突発性難聴の他に、
中耳炎による難聴、老人性難聴、騒音性難聴、
薬剤性難聴、機能性難聴
などが掲げられていた。

消去法で考えると、
中耳炎ではないし、騒音性でもないし、
老人性?・・・これは悩む・・・
でも、年をとるにつれて少しずつ進行していく、と書いてあるし、
私は突然だったから、これも消去していいかな・・・

あと、薬剤性・・・これは医師に相談してみるつもり。
数年前には、抗癌剤なども服用していたので、ちょっと気になるが、
現在、服用している薬しか関係ないのかな。

機能性難聴・・・精神的ショックなどから起こるので心因性難聴とも言うらしい。
これも考えられないので、消去する。

えっと、考えられるのは、何だろう?
専門的になるので、よくわからないー。


月曜日に、A病院に行き、検査して、診断を受けることになるが、
入院&手術を必要とする大変な病気でないことを祈るのみである・・・






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突発性難聴(発症79日目)

2008年06月20日 | 突発性難聴(右耳)

【突発性難聴☆闘病記録】(66)

★2008年6月20日(金)★
 <治療開始69日>

今日は耳鼻科の診察日だった。

午前中は他の用事があり、
耳鼻科は午後から行った。

15時過ぎ、森山耳鼻科(仮名)に着くと、
待合室は座るところもないくらい、多くの患者さんであふれていた。
午前より午後の方が混むとは聞いていたが、
結局、1時間くらい待って順番がきた。


聴覚検査の結果は、前回に比べて悪くなっていた。

右耳の聴力は、平均60dB(デシベル)で、

前回(6月9日)の50dBより悪い。

そして、今日は、左耳の聴力が20dBで、

「今日は、左も少し悪いですね・・・」と言われた。

「えっ!!」

思ってもいない結果(左耳)と、先生の言葉に絶句。


今まで左耳の聴力はずっと0~10dBで、よく聞こえていたのに、
初めて「悪い」と言われすごいショック!!!
30dBまでは正常レベルなので、
難聴ではないとしても、気になる。

4月3日、突然、右耳に耳鳴りがしてきて、
突発性難聴と診断された。
この2ヶ月余り投薬治療を続けたけれど、
その効果もなく、どんどん聴力が低下してきた。
でも、健康な左耳があるから支障なく生活できてきたし、
完治は難しいとネットで見ても、
生きる希望ももててきたのに、
それさえ失うと・・・
先のことを考えるのが怖くなる。


「聴力に変動がありますね・・・」

「耳鳴りも良い時と悪い時があります・・・」



先生もどうすればいいのか悩んでおられた。



・・・が、突然・・・

森山先生(仮名)の方から、
「一度、大きな病院で詳しく調べてもらったほうがいいかもしれませんね」
と言われた。

「えっ!!!」

今日、2度目の絶句。

右耳の聴力も、発症当初よりどんどん悪くなったので、
左耳もそれを懸念されたのだろうか?


大きな病院で検査って??
今頃になって??
何をするんだろう?という恐怖と、
どんな病気が考えられるのだろう?という不安で頭が真っ白になった。

耳鳴り、難聴、突発性難聴などの症状で・・・
ネットで見たいろいろな病名が浮かんできたけれど、
一番怖いのは、脳腫瘍の印象が強く、

「どんな検査をするのですか?
脳腫瘍などの可能性もあるのですか?」

と、思わず尋ねた。
ネットでは、そんなに多くの検査方法はなかったような気がした。

「先日のMRIで異常がなかったので、脳腫瘍ではありません。
大きな病院だと、その他、いろいろな検査ができますので・・・」

「・・・・・・・・・」


もう、何も・・・話す力がなかった。


ただ、

私って・・・・
何故、こんなにいつもいつも・・・・
悪い結果になるのだろう、と、暗ーい気持ちになった。

今までの闘病生活(突発性難聴)のすべてを(4月3日~毎日・・診察内容・日々の症状など)
このブログに記録しているけれど、
私自身が一番恐れていた結果になった。

最初から抱いていた、森山先生への不信感。
診察の進め方にも疑問があった。

我がままを言ってはいけないと、
いつも反省しながら・・・
でも、つい、出てしまう不満の言葉。


日数が経過して、投げ出されることは一番困る。
それがいつも不安だった。
いつか、こんな日が来るのではないかと恐れていた。


森山先生の診察だけでは、心もとないと思ったから、
4月15日と5月19日にはセカンドオピニオンを行ったのに・・・
この病気を治したくて必死だったのに・・・。

一人目のセカンドオピニオンは、
「突発性難聴です」と、はっきり言われた。(←本ブログ4月15日記録
「森山先生と治療方針も同じです」とも言われた。

その後、森山先生は、突発性難聴→内耳性難聴→変動性難聴と病名を変えられた。

私としては、再び、森山先生への不信感が募り、
義兄(医師)に頼んで、紹介状を書いてもらって、
ニ人目のセカンドオピニオン?を行った。(←本ブログ5月19日記録
その先生も、「突発性難聴だと思います」と診断された。

義兄の紹介なので、全面的に信頼していた。


二人の耳鼻科専門医から
森山先生の診断や治療に間違いないと言われたら、
私は、森山先生を頼るしかなかった。


でも・・・・・今、なにを信じていいのかわからない。

頭が混乱して、言葉も見つからない。

ただ、はっきりしていることは、
来週月曜日に、大きな病院で検査をすることになったということ、

そして、突発性難聴がいかに難しい病気であるかということである。


≪今日処方された薬≫次の病院を受診するまで5日分)

★メチコバール500 1日3回 毎食後(朝1錠 昼1錠 夕1錠)
 (ビタミンB12。末梢神経の働きを正常にする薬)

★アデホスコーワ顆粒10% 1日3回(朝1包 昼1包 夕1包)
 (血液の流れをよくする薬)

★セルベックスカプセル50mg 1日3回(朝1個 昼1個 夕1個)
 (胃の粘膜を丈夫にする薬)

★セルシン5mg  1日1回(就寝前1錠)
 (不安や緊張を和らげる薬)








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突発性難聴(発症78日目)

2008年06月19日 | 突発性難聴(右耳)

【突発性難聴☆闘病記録】(65)

★2008年6月19日(木)★
 <治療開始68日>

今日は朝から雨だった。
一日中家でゆっくり過ごした。

耳鳴りは相変わらず「ジーンジーン」と鳴っている。
時折り、「キーン」と高い音もする。

昨日も書いたけれど、
水音等に反応して右耳にチリチリ響く回数が、
少ーしだけ、減ったような気がする。
でも、自分でも迷うくらい微妙なので、
気のせいかもしれない。

メリスロンの効果なら嬉しいんだけど・・・

聴力が改善されないと、耳鳴りも治らない、と言われている。

このところ、聴力の低下を感じているので、
耳鳴りもまだまだかな。

明日は耳鼻科の診察日。

先生とお話して、いくらか、気持ちが落ち着けばいいなと思っている。






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突発性難聴(発症77日目)

2008年06月18日 | 突発性難聴(右耳)

【突発性難聴☆闘病記録】(64)

★2008年6月18日(水)★
 <治療開始67日>

今日は、朝から体調が悪かった。

突発性難聴(耳鳴り)とは関係なく、体がだるく・・・
午後になっても回復しないのでずっと横になっていた。

ACTH単独欠損症の闘病中でもあるため、
コートリル(内科の薬)を余分に服用することも考えたけれど、
ステロイドなので用心して、
栄養ドリンク剤を飲み、様子をみた。

その効き目があったのか、
今は、体調も戻っている。


耳鳴りは相変わらず同じ状態が続いている。

耳鼻科の診察が1週間以上あくと、
今、私の症状はどういう状態なのだろう?と、
ふと、不安になる。

特に聴力は、聴覚検査上のデータが気になる。
前回(6月9日)の検査では、
平均して50dB(デシベル)で中程度の難聴だったけれど、
今は、どの位の数値なのか知りたい。

自覚症状としては、
今夜は、耳鳴りがちょっとだけ静かかな、と思ったり、
いつもと変わらないような気もしたり・・・


日によっても、時間によっても、その時の気分によっても違うので、
明日はどうなるかわからない。
ゆっくりでいいから、良くなればいいな・・・







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突発性難聴(発症76日目)

2008年06月17日 | 突発性難聴(右耳)

【突発性難聴☆闘病記録】(63)

★2008年6月17日(火)★
 <治療開始66日>

今日は朝から青空が広がった。
予報では、梅雨空に戻るということだったけれど、
天気予報が大きく外れ、ラッキー!

本来、こんな梅雨の晴れ間を「五月晴れ」という。


≪「五月晴れ」とは?≫

今では5月の爽やかに晴れた日の代名詞となっているが、
本来は、梅雨の晴れ間のことをいっていた。
そして、五月晴れと同様に
「五月雨(さみだれ)」も本来は梅雨の雨のことをいっていた。
旧暦の5月は新暦の6~7月にあたり、
古い時代の5月は、日本の多くの地方では梅雨の季節で、
五月晴れとは、その梅雨の5月の貴重な晴れ間をいったもの。

【国語辞典によると】
① 新暦五月頃のよく晴れた天気。
② 陰暦五月の、梅雨の晴れ間。
③ 夏の季語

現代では、どちらの使い方も間違いではないようです。



耳鳴りは今日も同じように鳴っている。

あの日(4月3日)、
突然、耳鳴りから始まった「突発性難聴」・・・。

初めての経験だったので、
「すぐに治るだろう」と、軽く考えて・・・
まさか、こんなに苦しむことになるなんて思ってもいなかった。

あれから76日が過ぎた。

発症当初より、耳鳴りも難聴も悪化して、
最近では、生活に支障が出てきた。

家の中での会話はできるものの、
健康な時には気づかなかったところで多くの不便を感じている。

でも、世の中には、
もっと、もっと重篤な病気で苦しんでいる人がいる。

病気以外のことで悩んでいる人がいる。

私の耳鳴りも・・・
5月にMRI検査をして異常がなかったとき、
妹に電話で話した言葉を思い出した。

「脳に異常がなくてホントによかった。
耳鳴りくらいは、ガマンしなくては・・・」

不満ばかり言わないで、
もっと前向きに考えなくては・・・と思う。

みんな、何かに耐えて生きているのだから・・・。







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明るく陽気に・・・

2008年06月17日 | 好きな言葉・詩



人の一生には、
ほんのちょっとしたものの考え方によって、
とんでもないことが起こったり、それを妨げたりするものです。
人間の生死に関することでも、
かたよった考え方をしないように、
普段から明るく生きていく習慣をもっていたいものだと、
私は思っています。
そうです。
それはちっとも難しいことではありません。
何でも、ものごとを明るく陽気に考えるようにすることなのです。

  ~宇野千代「幸福の言葉」~



★画像はわが家に咲いている「ネメシアメロウ」の切花★

2008年2月29日≪カテゴリ:ガーデニング≫に
ご紹介しましたが、
今も可憐な花が咲いています♪

☆花言葉・・・「恋の予感」☆





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突発性難聴(発症75日目)

2008年06月16日 | 突発性難聴(右耳)
【突発性難聴☆闘病記録】(62)

★2008年6月16日(月)★
 <治療開始65日>

今日も一日平穏に過ぎた。

夜になってカーテンを閉めようとしたら、
空に、まあるい月が見えた。

あれ? お月様?
夕方は曇っていたけど・・・ホントにお月様が出てるの?

半信半疑でベランダに出てみた。

やっぱり・・・『月』だった。
満月に近いまあるいお月様が輝いていた。
梅雨空の中でのお月様・・・
それを見ただけでちょっと幸せな気分になれた。


耳鳴りは今日も相変わらず鳴っている。

メリスロンを再び服用し始めて、一週間たった。
残念ながら・・・
前回(5月16日~5月30日)メリスロンを服用した時のような改善は、
今回は見られない。

やはり、薬というものは、
一旦中止したものを再び服用っていうのは、
効果が薄れるのかな?


最近、この耳鳴りを消す「頓服薬」はないのかなーと考えることがある。

発熱や腹痛、頭痛、腰痛、咳・・・
それらは、消炎鎮痛剤等の頓服薬で症状を和らげることができる。

「お腹が痛いとき、この頓服を飲んでください」
というように、
「耳鳴りがひどくて辛いときには、この頓服を飲んでください」
そんな薬があればいいのにな、って。
一日の間で、10分でも、30分でも、耳鳴りが鎮まる時間があれば・・・


そういえば、この2、3日、

洗濯機や炊飯器が終了した際の「ピーピーピー」という音が聞こえなくなった!

1週間前(9日)の診察時に、
耳鼻科の先生が言われたことを思い出した。

「ほとんどの場合、耳鳴りと聴力は平行します」ということを。

やはり、耳鳴りがひどくなっているということは、
聴力も落ちているのかもしれない。






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突発性難聴(発症74日目)

2008年06月15日 | 突発性難聴(右耳)

【突発性難聴☆闘病記録】(61)

★2008年6月15日()★
 <治療開始64日>

今日は午前中は曇り、午後から雨だった。
気温は22度。 肌寒かった。

こんな日は、気分まで暗くなり、
耳鳴りも激しくなる。

今日の耳鳴りは、いつもと違い、
「グォングォン、グォングォン」(?)
「ジリジリ」「チリチリ」「リンリン」と複数の音が鳴っている。


午後から、夫と買い物&食事に出かけたが、
耳栓を着用して出かけるのは初めてで、
雑音をしっかり遮断できると期待をしていた。

しかし・・・
やっぱり、付け方が下手で・・・

「チリチリ、チリチリ」響き、効果は無し。

(上手に装着できるよう練習をしなくては・・・)


最近、右耳と左耳の聴力が違うためか、
音がどこから聞こえてくるのかわからないことに気づいた。

電話で話している最中に、
キャッチホンが入った時、
その音が、相手側なのか私の方かわからない。

また、電話で話している時、
インターホンや携帯電話が鳴っても、
その音が相手側なのか私の方かわからない。

それって結構不便・・・

健康な人は、耳が二つあるから音の方向がわかる。
左右の耳それぞれに聞こえる音の、
音量と時間の微妙な差を認識して判断する。

音の方向がわからなくなった私は・・・
右耳の聴力が落ちているため、
左右の聴力の差が大きいということになり、
突発性難聴が悪化しているということにもなる。


あーあ、辛いな。

耳鳴り、難聴・・・・・・

でも、現代の医学で、
突発性難聴を完治する術がないことが一番辛い。







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突発性難聴(発症73日目)

2008年06月14日 | 突発性難聴(右耳)
【突発性難聴☆闘病記録】(60)

★2008年6月14日(土)★
 <治療開始63日>


今日も変わりなく一日が過ぎた。

午後からゆっくり睡眠をとり、
少し体を休めることができた。

でも、耳鳴りは、一向に良い兆しが見えてこない。

2ヶ月以上も続いている耳鳴り・・・。
いろいろ薬を変えてみても効果はない。


だんだん遠ざかる『完治』という言葉。


「どうして、私が突発性難聴に?」

ふと、こんな不満が出てくる。

今さら考えても仕方ないことなのに・・・・。


順調に快方に向かっていれば
こんなことも考えないと思うのに、
生涯、この耳鳴りと共存するとなると、
なぜ、私がこんな目に遭うの?って考えてしまう。

それだけ、耳鳴りって辛い。

経験した人にしか、この煩わしさは理解できないだろう。


「そのうち、耳鳴りに慣れてきますよ」

発症して1ヶ月位たった頃、
耳鼻科の先生が言われた。

私を慰めるつもりで言われたとわかっているのに、
どこか、他人事のようで、
耳鳴りを治したい一心で頑張っていた私にとって、
寂しい響きだった。


「良くなることを信じて頑張ってください」

って、どこまでも言ってほしかった。



でも・・・・


突発性難聴の怖さをご存知の先生としては、
それしか言えなかったのかもしれない。






Comments (2)
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突発性難聴(発症72日目)

2008年06月13日 | 突発性難聴(右耳)

【突発性難聴☆闘病記録】(59)

★2008年6月13日(金)★
 <治療開始62日>
今日も朝から青空が広がり、晴れの一日だった。
最高気温は29、9度。
7月上旬の気温らしい。

そんな暑い中・・・
日傘をさして、薬局に耳栓を買いに行った。

徒歩4、5分の距離に大きな薬局があるので、
今日はそこに行った。

8日の日曜日に行った薬局は、
夫と一緒に、車で、買い物の途中に寄った薬局で、
今日行ったところとは別なので、
「耳栓」はどこにあるのかなー」と売り場を探すところから始まった。

店員さんに聞けば早いんだけど・・・と思いながらも、
近くにいらっしゃらなかったので、
わざわざ探してまで聞くのも億劫だった。

他の物も見ながら・・・ウロウロして・・・
やっと見つけた。
マスクの売り場の隣の小さなコーナーにあった。

数種類陳列されていて、
「どれがいいんだろう?」って・・・
しばらく一人で
あれこれ手にしては裏の説明書を読んだりしていた。

防水用と防音用があり、
防音用の中から(←当然)2種類を選んだ。

どっちにすればいいのか自分で決められず・・・・
結局、レジに持っていき、
そこで説明を受けて、
初心者向きの使いやすいのを購入した。

ウィークデーの昼間は、店員さんも少ないのか、
尋ねたいことがあっても売り場で聞けなくてホントに不便!


生まれて初めて耳栓を手にして、
期待感いっぱいで帰宅。

使用方法に従って、着用してみたけれど・・・・・

慣れなくて・・・
つけたり、はずしたり・・・

効果は?・・・というと、
それさえもわからない。


・・・ということは着用の仕方が悪いってこと?

取扱い説明書に、
「耳道の中で膨張してフィットします」と書いてあっても、
あまり奥に押し込むのは怖い。
急激に抜くと鼓膜を傷つけるとも書いてあるし・・・

大変だな。

要領がつかめるまで、時間がかかりそうだ。


今日も耳鳴りは相変わらずしている。
まったく変わりなく・・・同じ症状。

9日(月)から再度、メリスロンを服用しているので、
今日あたりから、効果が出るかな、と期待していたけれど、
お風呂でも換気扇でもジリジリ響いたし、
まだ、ダメみたい。

最初にメリスロンが処方された時(5月16日)は、
5日目くらいから、少しいいかな?と思う日があったのに・・・。

期待をしていると、裏切られる。

気長に頑張らなくては・・・






 


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