【突発性難聴☆闘病記録】(57)
★2008年6月11日(水)★
<治療開始60日>
今日、平年より5日遅く、
中国地方(山口県を除く)も梅雨入りの発表があった。
今日の天気は曇りのち雨
。
右耳の耳鳴りは相変わらず・・・
症状としてはかなり重く、ずっと続いている。
メリスロンの効果はまだ現れず、
2~3週間前、「良くなったかな?」と書いた頃がなつかしい。
わずかな希望が見えていたのにな。
時間はどんどん過ぎてゆく。
4月3日、突然、耳鳴りと難聴の症状が出て、
4月12日、初めて森山耳鼻科(仮名)受診。
思ってもいない「突発性難聴」の診断。
ほんとに突然、その悪夢はやってきた。
あの日から、70日が過ぎた。
慣れない“耳鳴り”との日々は、
戸惑うことばかりで・・・・・
耳鼻科にかかっているのにも拘らず、
一向に改善がみられないこと、
治療を開始した2ヶ月前に比べて、
難聴も耳鳴りも症状が悪化していることはとても残念である。
今は、「治る」ことを半ば諦めながらも、
かすかな「望み」をもって、
治療を続けているという矛盾した毎日。
今日、妹から宅急便が届いた。
心のこもった物ばかり入っていて感激した。
母(今、妹宅に滞在中)と、妹からの手紙も入っていて、
二人の手紙を読んでいるうちに涙があふれて仕方なかった。
母の手紙は、2枚の便箋に綴られていて、
“・・・一喜一憂しても仕方ありませんが
すべて人生の試練だと思って、
試練の無い人はありませんし、
素直なこころで明るい時が来るまで待ちましょう。
気持ちを上手に持つように工夫しましょうね。
・・・・・中略・・・・・
神様のご加護と皆の祈りで、
ゆっくりでもいいので
病状が快方に向かってくれますように・・・・”(一部抜粋)
人生の大先輩として、私の母親として、
病んでいる娘に対して、
(性格をよく知っているからこその)
力強いメッセージだと思った。
妹の手紙も、優しい気遣いがいっぱいの内容で、
しばらく涙が止まらなかった。
家族の支えがあるから頑張れる。
つくづくそう思った。
かけがえのない家族をもって本当に幸せである。
これからも、森山先生(仮名)を信頼して、
気長に治療を頑張りたい。
いつか必ず良くなる日がくることを信じて・・・
もしも今日で 終わりだとしたら
たまらなく愛しい
だけど 今日で終わりなんて 想うだけでも淋しい
憎らしい人がいていい
退屈な毎日でもいい
明日がきてほしい
~星野富弘「全詩集」~
★画像の花は4月2日にご紹介した「ノースボール」★
元気に成長して
たくさんの花が咲きました。
☆花言葉・・・「誠実」「愛情」「やさしい気持ち」☆