【突発性難聴☆闘病記録】(69)
★2008年6月23日(月)★
<治療開始72日>
今日は梅雨の中休みで、
一日中晴れていた。
そんな中、予定通り、H病院の耳鼻咽喉科に行ってきた。
A病院は総合病院で、
以前、一度、友人のお見舞いに行ったことがある。
場所がわかっていたので、スムーズに行けた。
初診の手続きを済ませ、耳鼻咽喉科に行った。
近所の耳鼻科と違って、
子供より大人の患者さんが多く、待合室も静かだった。
ほとんどの患者さんが、重篤な疾患をかかえておられ、
開業医(診療所)の紹介で来院しておられる。
私もその中の一人。
1時間近く待って、順番がきた。
4月、突発性難聴になり、
今日のH病院で、4人の耳鼻科の専門医の診察を受けることになる。
胸がドキドキした。
今までのセカンドオピニオンは、
私自身が別の医師の診察を希望して来院したけれど、
今回は、森山耳鼻科(仮名)の方から、
大きな病院での検査&診察を勧められ、来院しているので、
すごく不安が大きかった。
今日の先生(A医師)は、優しそうなのに、話しにくそう・・・。
森山耳鼻科の紹介状があるので、
これまでの症状は、私が話さなくても書いてある。
ひと言、二言、A医師と会話して・・・
「とりあえず、聴覚検査をしてみましょう」という流れに・・・。
やっぱり、耳鼻科では、聴覚検査が基本なんだ、と思った。
聴覚検査室の前まで案内され、そこで、また20分くらい待った。
総合病院は、待つ時間が長い。
検査技師の男性が来られ、
一緒に検査室に入る。
「鼓膜検査」の後、「標準純音聴力検査(気導・骨導)」と、
「耳鳴りの音の種類の検査」、
「耳鳴りの大きさの検査」をした。
その後、A医師より、結果説明があった。
「病名は、今の段階では突発性難聴だと思われます。
森山先生が心配されている左耳ですが・・・、
これだと・・・あまり問題ないと思いますけどね・・・」
オージオグラム(聞こえの程度を表すグラフ)を見ながら言われた。
「そうですか・・・」
ホッとした気持ちもあったけれど、そのデータが気になった。
H病院では検査結果を本人に見せられない方針なのか、
医師の説明だけのようだ。
「森山耳鼻科では平均の聴力レベルを教えていただくのですが、
今日のレベルはどのくらいですか?」
20日の結果と比べたくて、思い切って聞いた。
「高音が聞き取れていないので、
平均すると下がりますが・・・
左耳が21dBで、右耳は65dBですね・・・」
あっ、また少し悪くなってる・・・
「進行性難聴ではないのですか?」(恐る恐る・・・)
「それは、わかりません」
もっと、優しく言ってよ!と思った。
なんて、無愛想なんだろう・・・。
「もう一度、26日の木曜日に来れますか?」
「はい・・・」
「あの・・・お薬などは・・・」
「今日はなにも出しません。
あちらでもらわれたのがあれば飲んでください」
「はい、わかりました」
こうして、H病院の診察は終わった。
待ち時間の割には、診察はあっけなかった。
いろいろ尋ねたいことがあっても、
あの雰囲気では聞けない。
これから、私の治療はどうなるのだろう?
26日には別の検査をするのだろうか?
その結果、また森山耳鼻科で治療を続けるのか、
それとも、今後はH病院で治療を続けるのか、
26日(木)の検査結果で決められるのかな?
でも、とりあえず、左耳が心配ないと言われ、よかった。