マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

1Q84

2015年10月21日 | 喜働
モーニング・セミナーでスピーチ。
とりとめのない話を終えると「似たことを書いている箇所があるよ」
と紹介されたのが村上春樹の『職業としての小説家』
直ちに購入したのは『誰の本か』よりも『誰が薦めたか』が重要だから。
読んでみれば、当該箇所も含めて興味深い内容でした。
勢いで図書館に行って借りたのは『1Q84』
私にとって村上春樹2冊目。
20数年前に『ノルウェイの森』を読んで以来。
以降は何故か機会が有りませんでした。
 
主人公二人は私と同年生まれ(1954年)の設定。
場所は異なれども29歳で同時代を生きています。
一気に読了するかと思っていたら、上巻でしばらく中断しました。
自分が40代で中学と高校の親友を相次いで喪ったことに繋がり。
底知れぬ喪失感が甦ったから。
同年代の小説には、ついつい感情移入してしまいます。
思えば『ノルウェイの森』の主人公「僕」は「ワタナベ」でした。