講話の続きはスライドによる写真でした。
そこで、驚きの映像を見ました。
児童虐待を撮ったものです。 もちろん、プライバシーに関わる部分は隠されていますが、傷などは鮮明に写っていました。
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親として、その前に人間として乳幼児を相手に ここまで出来るのかという驚きと激しい憤りが駆けました。
身体的虐待。 タバコの火を押しつけた傷跡。 激しい殴打の跡。 次々と写される痛ましい映像。
ネグレクトによる発育不良。 栄養失調になった乳幼児は、老人のような皮膚になっていました。 栄養不足などによる骨の変形。
心理的虐待。 親に捨てられ祖父母に無視されて養育された幼児の無表情。
全ての加害者は実の親あるいは同居人です。 怒りを持たずに見ることは難しいでしょう。
しかも、これら多くの映像は、ある市立病院の小児救急センターだけの実例なのです。 この数年間に撮られたものです。 つまり、まったく氷山の一角でしかないのです。 それだけで、この多さ残虐さ。
医師である講師は、「被害者である幼児は話せないまま死んでいきます。親に殺されたと考えても、医師は死因解明に寄与できないんです」 と話されていました。 淡々とさえ思える話し方に、社会の病巣と矛盾に対する怒りを感じました。
そして講師の言葉です。 「親自身も病んでいます。虐待の世代間継承が起きているのです」 と。
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