高校時代の日記 ①

休日。　家人に命じられて、部屋の片づけ。

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すると。　高校３年間の日記帳が出てきました。

ついつい 読んでしまったのです。　これが 大間違い

あまりの恥ずかしさに、「 あ あ あ ぁ ！！！ 」 と叫んで。　続いて、ベランダから身を投じようとして 足を掛け、ここで どうにか 思い留まりました。　だって、痛いもんね。

それにしても、恥ずかしい。　青春って、恥ずかしいんだ。　いや、自分が恥ずかしい。　自分だけが恥ずかしい。

もう、よそう。　また、足を掛けそうになる。 

それにしても、人間とは忘却の動物やね。　ほとんど忘れとる。

差支えの無い個所から少しだけ。

冒頭の数日間は、射的の結果だけ記しています。　あ。　高校時代は弓道部でした。

日記内容の前に、入部の経緯から。

楽しい高校生活が待っている、はずでしたが、入学早々から コソコソと逃げ回っていました。　理由は、バスケ部とバレー部。

『身長が高い（１８１cm）』 というだけで 目を付けられて、しつこく 入部勧誘されていたのです。

運動神経も体力も根性も向上心も闘争心も協調性も 全てに欠けていて、ただ背が高いだけだという話をしても、聞いてくれないのです。　しまいには、下校時の校門で待ち伏せされるハメに陥っていました。

望んでいたのは、部活に縛られず楽しく平和な高校生活。　何が悲しゅうて、あんな  しんどそうなクラブに。

入るものか！

続きは次回に。

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