マンションの規模(戸数)が大きくなるほど、ルール違反やマナーの悪さが目につきます。 特に、ゴミ出しルール・マナーに関しては最たるものです。
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「いつも、きちんとルールを守っているのだから、特別な事情がある今回だけは…」 と思って、年に一回ルール違反する人が居たとしても、戸数が多いマンションでは、いつも誰かが違反しています。
そして、違反(指定日前からゴミを出したり分別もしない状態等)が続くと、真面目にしている人達の心も荒みがちになります。
共同生活の怖いところは、ここなのです。 心が荒むと、ゴミ・ステーションだけではなく、エントランスや廊下・階段までゴミが散乱するようになってしまいます。 そして、悪い循環は連綿と続くのです…
そうならないように工夫するのが、管理会社の役割です。 とは言え、ゴミ出しルール・マナーの徹底は難しい課題です。 『理事会だより』 を各戸に配付して、理事会で話し合った問題点や対策そして御願い事項を知らせます。 同時に、掲示して注意を喚起します。
清掃のスタッフには、気付かない内に出された違反ゴミであっても回収されるよう分別してもらいます。 あるいは、ゴミ出し日まで、別の場所に保管しておきます。 いずれも、ルール・マナーを守っている人たちの心が荒まないようにするためです。
でも、時には、理事長さんと話し合って、違反ゴミを放置しておきます。 違反者が、自分の行為の迷惑に気付いてもらいたい、と願いながら。
最近の事例としては、隣のマンションの住民が、こちらのゴミ・ステーションにゴミを出していました。 それも、ゴミ袋の口を結ばずに投げ込むという非常識さです。 理事さんから報告を受けた理事長さんは、隣のマンション管理組合に厳重な抗議を申し入れました。
自分たちのマンションは自分たち自身で守っていかなければなりません。 そのためには、ルールやマナーを守ることが第一歩です。 全ての区分所有者が構成員である管理組合が機能を発揮すべきところです。
私たちは、そのサポートをするとともに、課題の早期発見や対処法の提案を続けています。
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