老後の楽しみを

博多に行く機会が多く、JR列車には文庫本を持ち込んでいます。

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もちろん、昨年 自宅の近くに開館した 図書館を活用してます

先週は、池波正太郎の 『仕掛人 藤枝梅安』 を ７冊借りてきました。　いやぁ、面白いですね。　時間を忘れ 貪るように読み、何度か往復する内に、７巻まで進みました。

ところが

この７巻目の話は、未完なのです。　そう。　池波氏の急逝により、絶筆となっているのでした。

「あちゃぁ！　全７巻やったんか。　そうとも知らんで、有るだけ借りたら、全巻やったんやね」

後悔しました。　７冊しかないんなら、もっと ゆっくり読んだら よかったのに、と。　後の祭り、っちゅう奴やね。

さらに。

こんな面白い本は、老後の楽しみに取っておくべきやったのに、との後悔も。

いや。

そんな心配は無用か。

そのころになれば、一度 読んだことさえ忘れて、またまた楽しく読むに違いないやろうからね

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