図書館で、貸し出す書物をバーコード管理するようになって、かなりの期間が経ちます。
そして、一年くらい前から、借りたときには印字された 「貸出期限票」 が渡されるようになっています。 そこには、返却期限日、利用者番号そして今回借りた書物名などが記載されています。
借りた本を読んでいると、この 「貸出期限票」 が挟まっていることがあります。 恐らく、栞の代わりに使ったのでしょう。
そこには、見知らぬ人がその日に借りた本が列記されています。 少なくとも、今、手にしているこの本は借りています。 そして、それ以外にも私と同じ本を借りていたりすることもあるのです。
利用者番号だけしか分からず、決して合うことのない人の読書の趣向や性癖を感じます。 ときには、親近感を持ちます。 また、どんな人なのかを想像してしまいます。
子育て真っ最中の人?それとも孫が居て退職して間がない人なのかなぁ?などなど。
人を見知らぬ世界に誘うのは、読書だけに限らないようです。
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