マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

習慣について(年の瀬編)

2009年12月27日 | 喜働

早くも年の瀬。

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今年を振り返ってみれば。 私の新たな習慣として、毎日のトイレ掃除が加わりました。

昨年までも、『下関 掃除に学ぶ会』 などで 教えていただき、自宅と会社のトイレ掃除は行っていました。 これを、今年の1月下旬からは、毎日 行うようになったのです。 まだ1年も経過していないから、『習慣』 と言うには 実践期間が不足していますけど。

勿論、きっかけとなる事は ありました。 1月20日、徳島県から来られた 松本 忠 法人スーパーバイザーの 体験談を伺ったことです。 迷惑を掛けていた奥さんの勧めで倫理に触れ、そこで朝のトイレ掃除などをするよう教えられたそうです。 教えの通り実践することにより、夫婦仲が良くなって 会社が発展したという内容でした。

当日、私を含めて 22名の方が 同じ話を聴き、感銘を受けました。 さて。 その中で、何人が 教えられたトイレ掃除などを実践しているでしょうか? 倫理は実践です。 学んだことは直ちに実行し、続けること。 これが実践です。 と、私は理解しております。

では、トイレ掃除に何かを求めているか と言えば、それは無いのです。

トイレを掃除することによって、自分の心を磨いているからです。 心を磨こうとしても、取り出すことは出来ません。 だから、便器をワガママな自分の心だと思って 磨いているのです。

換言すれば、見返りを欲してトイレ掃除は行っておりません。 もちろん、何か良いことが起これば嬉しいでしょう。 ただ、私としては 自分の子供か孫が 何か救われたら良いけどなぁ、と漠然と考えてはいます。

ところが、ですよ。 そう思っていたにも関わらず、夏以降から私自身に良いことが起きました。 素晴らしいことが もたらされたのです。 他に心当たりは無いから、やっぱりトイレ掃除のお陰なのかなぁ、と感じてます。 これが神様からの御利益なら…。 皆さん、『厠の神様からの御利益』 は とっても素晴らしいですよ(笑)

いやいや、逆上せ上がるのは 禁物ですね。

今年の10月に逝去された、落語家の 三遊亭 円楽 さん。 浅草生まれの江戸っ子を感じさせるセンスの良さが魅力でした。

その円楽さんが書く献辞に、『得意平然 失意泰然』 という言葉が あったそうです。

円楽さんの人生。 人気を博した時代。 ご自分の師匠と共に落語協会を脱退し、私財を投じ建設した寄席を閉鎖して、全国を講演行脚した苦難の時代。 起伏の激しい人生だったそうです。 そう聞けば、献辞の重みが増しますね。

良いことがあっても、驕り有頂天にならず、人への思いやりを大切にして平然と過ごすこと。 失敗や苦難にあっても、腐らず失望せず、同じく人を思って泰然としておくこと。

年の瀬にあたり、私が新年に 『習慣』 としたいのは、まさしく この 『得意平然 失意泰然』 の心を持ち続けることです。 

最近。 12月19日から開始した事があります。 これは まだまだ始めたばかりです。 しばらく続けることが出来たら、話すかも知れません。 倫理的には、「これを始めたから 続ける!」 と、先に宣言しないといけないのでしょうね。

私には、まだ そこまでの度胸が備わっていないようです。

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