さて、
まず、「怪談・牡丹灯籠」の
ストーリーを
ようやく(要約)しましたので、
もうそう・げき(妄想劇)場で おたのしみください
(主演:クリンと、羽生結弦選手)
今の文京区のねづ(根津)っていう町に、
はぎわら・しんざぶろう(萩原新三郎)
という、
21さい(歳)の
とても うつくしい
武士がいました。
ある日、新三郎は、かめいど(亀戸)での梅見の帰り、
連れにさそわれて
よった武家の娘、
おつゆ(露)に
一目ぼれ
おつゆ(露)
・17さい(歳)も、もちろん・一目ぼれ
おたがい、
これほど 美しい人を
見たことが ありませんでした
二言・三言、ことばを交わして 別れた二人でしたが、
それからというもの、
ねても・さめても・・
ねても・さめても・・・
たがいのことが 忘れられず、
新三郎も おつゆも
やせ細って、
あげく!
おつゆ
は 恋の病で とうとう 死んでしまいます。。
おつゆの死を知り、
かなしみで、さらにやつれる・新三郎・・
ほとんど 病人みたいに
ぼんやり・すごす日々を
送りました。
そんな、おぼん(盆)の夜
新三郎の耳に、
カランコロン
という
げた(下駄)の音が 聞こえてきました
見ると、
ボタンの花を描いた・とうろう(灯籠)を 手に下げた美しい女が、
こちらに向かって やってきます
(お露さんだ ・・・)
おどろく・新三郎でしたが、
「新三郎様との結婚を、
家が認めてくれないので、
家を出て、谷中の小さな家に
侍女と一緒に 引っ越しました。」
と
おつゆが言うので
その話を信じ、
すぐに うれしくなります
再会できて、ゆめみ(夢見)心地の 二人・・
こうして、
その夜から 毎夜、
おつゆは、新三郎の家を たずねてくるようになりました
しかし!
となりに住む 知り合いが、
毎夜 きこえてくる
女の声をあやしみ、
こっそり のぞいてみると・・
そこにいたのは、新三郎と 抱き合う、ガイコツ(骸骨)でした
新三郎が とり殺されるのを
救おうと、
占い師や
お寺の和尚さんが
出てきますが、
まよけ(魔除け)のお札が はがされた夜、
新三郎は、おつゆによって、あの世に 連れて行かれたのでした。
(つづく)