さて、谷中・全生あん(庵)から、ふたたび 「千駄木」方向に もどっていくと、
坂の下に、下町っぽい・せんとう(銭湯)が 見えてきます
朝日湯です
ここは、
かつて、「新幡随院」という
お寺があった場所。
新ばんずういん、とは
「牡丹灯籠」のストーリー上で、
おつゆ(露)さんのおはか(墓)があるお寺、
ってことに
なっています
そして、そこの和尚さんは、
おつゆ(露)に とり殺されそうな
新三郎を 救うため、
「魔除けのお札」を
さずけた お坊さん
そんな、「新幡随院」があったという、
朝日湯の横あたりにのびる、へび道。
これが、おつゆ(露)が 夜な夜な・新三郎のもとへ通った、とされる道です
「しんざぶろうさまあ~~」 (つづく)