「江戸・三大怪談」の
さいしゅうしょう(最終章)として、
お伝えしてきた
ぼたんどうろう(牡丹灯籠)
ですが、
さいごに、
このお話に ピッタリの
スイーツを 紹介して、
まく(幕)を閉じたい。
と
クリンは 考えます。
その スイーツとは、「オーギョーチ」
「牡丹灯籠」が生まれた・ねづ(根津)の、
駅から10分・歩いたところで、
昔から、えいぎょう(営業)している、
あの、古いお店で 食べることができます
「あいぎょくし・・(オーギョーチィ)。」
オーギョーチ、とは
たいわん(台湾)の山のふもとに
いっぱい・生えてる「愛玉」っていう、
植物のタネを 加工した
かんてん(寒天)みたいな デザート
レモンシロップが かかってて、
400円
「チークリームあんみつ・・」 (←アレンジ自在
)
なぜ
オーギョーチが 「牡丹灯籠」に
ふさわしいか??
というと、
ぼたんどうろう
が、もともと 中国発しょう(祥)の
お話だからです。
「剪灯新話」っていう
中国の かいい(怪異)小説が
日本に伝わり、
さらに
円朝さんが、江戸前に仕立てた お話なのです
「・・・・
でも、中国の話なら、
オーギョーチみたいな 台湾スイーツより
中華ゴマ団子とかのほうが いいんじゃない?」
と
チットが 言いました。
「あっ!そっか
」
(牡丹灯籠散歩・完)