「この門をくぐる者は、一切の希望をすてよ。」 (Dante Alighieri)
※次回から通常のクリンの広場に戻ります。
あいぞめ(藍染)川を、あんきょ(暗渠)にして・できた「へび道」
その名のとおり、細い道が ウネウネと、
ねづ(根津)方面に向かって のびています。
(歩くと10分くらいで、広い道につながります
)
この道を、毎ばん(晩)、ゆうれいになった・おつゆ(露)さん
は、通いました。
恋する新三郎
のもとへ、通いました
(「新三郎さま~
」って、ワクワクしながら、通ったんだろうな~。)
新三郎
が住んでいた、とされる・ねづ(根津)には、
有名な、「根津神社」がありますが、
その・けいだい(境内)にある、おいなり(稲荷)さんの名が、
「乙女稲荷
」というのは、このさい・ピッタリすぎて、
(おつゆの女心が、救われたのかも。)
なんて
気がして、
クリンは、ホッとしたのでした
「乙女稲荷のご利益、『玉の輿』だってよ~。」(チット)
「えっ
クリンも おまいりする
」
(つづく)