ねづ(根津)神社の参道は、何とはなしに 古い家並み
。。
それでも今は、
家も道も こぎれいで
やはり
文京区のはじっこらしい
まじめなおちつきが あります
でも、昔は ゆうかく(遊郭)があったり、苦学生の下宿があったり、
わりと
うすぐらい町だったようです
そこに、一けん(軒)
水色のレトロなたてものを 見つけました
。
ねづ(根津)教会です
この道すじに
大正時代からあるという、
木の教会
しんさい(関東大震災)や
せんさい(東京大空襲)を
受けなかった、
「奇跡のプロテスタント教会」として、
今も
現役らしい
だれでも入りやすいように、
コンサートを 開いたり、
落語会を 開いたり、
地いき(域)にねざして
がんばっているらしい
「『牡丹灯籠』が語られたのが
明治中期だから、
この教会が
あと少し早く建ってたら、
おつゆ(露)をあの世に返すのは、お坊さんじゃなくて、
牧師さんだったかもしれないね。」
と
うちのチットが 言いました。
(つづく)