これまでのあらすじ
なんかもうゲッソリ。
なにが?
心が。
映画が終わり、映画館から出て来る4人。
感想を聞くまでもないが、この映画を選んだ人達に猛省してもらいたいので感想を聞いてみる。
僕「映画どうだった?」
M「オモシロかった!」
え?オモシロかったの!?
A子「感動しちゃった」
なにに!?
あれ?僕が変なのか?
アレで感動できる感受性があるなら、もう少し僕の話しに反応してくれても良さそうなものだが。
まぁ、いいさ。
これで終わったんだ。
「ふぃぅー、じゃあ、帰るか!」
と悪夢から目覚めてホッとしたようなテンションで言ってみる。
「え?もう帰るのぉ?」とM。
何すんの?
ねぇ、
この4人でこれ以上なにすんの?
「そうだよ、まだ早いよ」とW。
もう遅いんだよ。
気分的には深夜2時をお知らせします。
「じゃあ、なにすんだよ」と僕はイライラしながらWに問う。
考えこむW。
「みんなでゴハン食べにいかない?もうお昼だし。」とM。
「そうだな!昼メシにしようよ」とW。
なに食うの?
ねぇ、この4人でどんな料理を囲めばいいの?
「A子なにが食べたい?」とMがA子に聞く。
「ピザ」
ピザ?
な、なぜそんなアメリカ人が好きそうなものばかりを・・・
「うっーん、でもここらでそんな店なくない?」と投げやりに聞いてみる。
「あるわ」とA子。
「シェーキーズが」
なんて?
そしてA子に導かれるまま歩くと、
ホントにあった!
PIZZAと書いてある。
シェーキーズ。
入ってみると、
ホントにピザだらけ。
ピザのピザによるピザだけの店。
「しかもランチタイムは食べ放題」とA子。
しかも、の意味が全く分からないが、とりあえず着席してから、ピザを取りに行く。
カウンターみたいなとこに8種類くらいのピザがカットされて並べられている。
何気にピザ初体験の僕。
あまりチーズが好きではなかったのだ。匂いがダメ。
・・なんかピザって大量に置かれているとスゴイ光景。
ちょっとグロっ。
とりあえず僕らは自分の皿に5切れくらい皿に乗っけて席につく。
あれ?A子がいない。
よく店内を見ると、まだピザを乗せてる。
そして戻って来る。
両手にピザをしこたま乗せた皿を持ってる。
1人で2皿とかいいの?
てゆーか食べ放題で、
その必死さが理解できん。
なくなったら取りいきゃいいだろ。
M「すごーい、A子そんなに食べるの?」
A子「やだぁ、言わないでよ」と恥ずかしがるA子。
2皿も持ってきて、
言わないでも何もない。
肉眼で確認してますよ。
そんで1人で2皿持ってくるから、俺の陣地せめぇっよ。
もーなんか腹立つ。
今日初めて会ったA子に対して、どうのこうの文句言いたくない。
出来れば楽しく過ごしたい。でも腹立つ。
何か一発ギャフンと言わせたい。
ピザを食べながら考える。
ん、待てよ。
こいつ絶対にピザ残すよ。いつの間にか1皿食べ切ってるけど、まだ15枚くらい乗ってる皿が1枚ある。
いくらなんでも残すよ。
残すハズ。
・・残すであろう。
だって女の子だもん。
そこを攻める。
食べ放題で残すのは絶対にマナー違反。
焼肉バイキングに行くと母ちゃんに必ず言われるもん。
こいつが残したら文句言ってやる。で、食べるまでイビってやる。
だがA子が止まらない。 次々とピザを口に入れ、かみ砕いてゆく。
なんだコレ。
なんかピザに怨みでもあんの?
このままでは食べ切るのではないか?
僕は店員を呼んで、
ペプシをA子に差し入れた。
さぁ、飲むがよい。
それを飲んだ瞬間、君の腹の中の小麦粉がボーン。
そしてA子がペプシを飲む。
つづく
なんかもうゲッソリ。
なにが?
心が。
映画が終わり、映画館から出て来る4人。
感想を聞くまでもないが、この映画を選んだ人達に猛省してもらいたいので感想を聞いてみる。
僕「映画どうだった?」
M「オモシロかった!」
え?オモシロかったの!?
A子「感動しちゃった」
なにに!?
あれ?僕が変なのか?
アレで感動できる感受性があるなら、もう少し僕の話しに反応してくれても良さそうなものだが。
まぁ、いいさ。
これで終わったんだ。
「ふぃぅー、じゃあ、帰るか!」
と悪夢から目覚めてホッとしたようなテンションで言ってみる。
「え?もう帰るのぉ?」とM。
何すんの?
ねぇ、
この4人でこれ以上なにすんの?
「そうだよ、まだ早いよ」とW。
もう遅いんだよ。
気分的には深夜2時をお知らせします。
「じゃあ、なにすんだよ」と僕はイライラしながらWに問う。
考えこむW。
「みんなでゴハン食べにいかない?もうお昼だし。」とM。
「そうだな!昼メシにしようよ」とW。
なに食うの?
ねぇ、この4人でどんな料理を囲めばいいの?
「A子なにが食べたい?」とMがA子に聞く。
「ピザ」
ピザ?
な、なぜそんなアメリカ人が好きそうなものばかりを・・・
「うっーん、でもここらでそんな店なくない?」と投げやりに聞いてみる。
「あるわ」とA子。
「シェーキーズが」
なんて?
そしてA子に導かれるまま歩くと、
ホントにあった!
PIZZAと書いてある。
シェーキーズ。
入ってみると、
ホントにピザだらけ。
ピザのピザによるピザだけの店。
「しかもランチタイムは食べ放題」とA子。
しかも、の意味が全く分からないが、とりあえず着席してから、ピザを取りに行く。
カウンターみたいなとこに8種類くらいのピザがカットされて並べられている。
何気にピザ初体験の僕。
あまりチーズが好きではなかったのだ。匂いがダメ。
・・なんかピザって大量に置かれているとスゴイ光景。
ちょっとグロっ。
とりあえず僕らは自分の皿に5切れくらい皿に乗っけて席につく。
あれ?A子がいない。
よく店内を見ると、まだピザを乗せてる。
そして戻って来る。
両手にピザをしこたま乗せた皿を持ってる。
1人で2皿とかいいの?
てゆーか食べ放題で、
その必死さが理解できん。
なくなったら取りいきゃいいだろ。
M「すごーい、A子そんなに食べるの?」
A子「やだぁ、言わないでよ」と恥ずかしがるA子。
2皿も持ってきて、
言わないでも何もない。
肉眼で確認してますよ。
そんで1人で2皿持ってくるから、俺の陣地せめぇっよ。
もーなんか腹立つ。
今日初めて会ったA子に対して、どうのこうの文句言いたくない。
出来れば楽しく過ごしたい。でも腹立つ。
何か一発ギャフンと言わせたい。
ピザを食べながら考える。
ん、待てよ。
こいつ絶対にピザ残すよ。いつの間にか1皿食べ切ってるけど、まだ15枚くらい乗ってる皿が1枚ある。
いくらなんでも残すよ。
残すハズ。
・・残すであろう。
だって女の子だもん。
そこを攻める。
食べ放題で残すのは絶対にマナー違反。
焼肉バイキングに行くと母ちゃんに必ず言われるもん。
こいつが残したら文句言ってやる。で、食べるまでイビってやる。
だがA子が止まらない。 次々とピザを口に入れ、かみ砕いてゆく。
なんだコレ。
なんかピザに怨みでもあんの?
このままでは食べ切るのではないか?
僕は店員を呼んで、
ペプシをA子に差し入れた。
さぁ、飲むがよい。
それを飲んだ瞬間、君の腹の中の小麦粉がボーン。
そしてA子がペプシを飲む。
つづく