打つ気はなかったが、
雨宿りを兼ねて地元2、5円へ。
とりあえずエヴァ。
相っっ変わらず回らん。
そして打ってる最中、なんか左側の通路にいる男が妙に気にかかる。 その男は自分でわざわざ持って来たのか、なんか通路にキャンプで使うような小さいイスを置いて、それに座ってる。
最初は体が不自由なのか、と思ってたけど、どうも違う。
どういうこと?
わざわざホールの通路へ座るために自分でイス持ってきてんの?
ははーん、さてはアホですね?
3000円でヤメて、そいつが座ってる方に歩いてゆくと・・
うぉ。
か、テレビカメラ持ってる。
そして周囲にも5人くらい、
明らかにスタッフらしき人たちがいる。
テレビ撮影だ!
うぉぉ!
誰が来てんだ!?
まさか!水瀬美香ちゃん?
ちょっ、水瀬美香ちゃん?
いやいや、落ち着け。
水瀬美香ちゃんならパチンコにはいないだろ。
よし!レッツ!ストーキング!
じゃなくて、レッツ!スロットコーナーへ!
そうしてスロットコーナーへダッシュしたが、
カメラどころか、スタッフの影もない。
なんだよ。
再びパチンココーナーへ降りる。
誰がきてんだよ。
キョロキョロしながら歩いてると、
海コーナーに1台のカメラ発見!
誰なんだ?誰なんだ?
何気なく近づいて、打ってる人の顔を確認。
えぇぇぇ、どこの誰ですか?
ぜんぜん知らん人。
完全に拍子抜け。
つまんねー、と思いつつ慶次へ。
時短後、即ヤメしてる台を探す。
あった。17連チャン後、48回転で棄ててある台。
迷わず着席。
釘わりースね。
と思いつつ打ってると、
僕の3台となりにカメラが来る。
え?と思ってそっちを見てみると、
ぬああああ!
このヒト知ってる!
○○プロじゃん!
ケーブルTVでいつも見てます!
うはぁ。
テレビで見てる人を実際に見たときの、
あの不思議な感覚が襲ってくる。
昔、東京駅で志茂田カゲキを目撃した時の、あの感じ。
てゆーかさ!
プロのこんな近くで打ってたら、
僕がカメラに映り込むんじゃね?
カメラが正面向いてる分には映らないけど、
少しでも角度が変わるとヤバイんだけど。
それは困るので、この1000円打ったら移動すんべ。
と思った瞬間、
桜ウォール→赤扇子→SU1秀吉→SU2スケエモン→SU3秀吉
→SU5→3テンパイ→好機なし→キセルなし→役物グルグル
→イナズマ→赤ふすま→幸村→赤白小→で3ビタ!
当たっちまった。
キセルも好機もなく。
チラッと横目でプロを見てみると、
見てる!プロが僕をチラ見てる!
ちなみにプロはハマリ中。
わずか11回転での16R大当たりが、
プロの目に留まったのだ。
ふは、ふははは。
なんだこの優越感。
普段は当たったときとかに、
他人が見てたりすると、ちょっと腹立つけど、
プロから見られるのは気持ちいい。
そして16R終わり、
戦モード突入。
でもさ、これで即死なんかしたら、めちゃカッコ悪くない?プロに失笑されるよね、きっと。いやだ。それはイヤだ。
絶対に連荘させる!
そう意気込んで打ち始める。
う、なんだこのプレッシャーは。
つづく