無知の涙

おじさんの独り言

南房総へ2 風の歌を聴け

2022年09月15日 | 日常

幕張あたりでやや渋滞に引っかかったものの8時30分には到着。
 
前回バーベキューの食材を購入したスーパーに立ち寄り。魚介系がなかなか美味しかったので、今回も牡蠣やらホタテやら買い込む。
 
ここに来るのは3年ぶりになるけど、名前に南とつくだけに南国風を意識したこの景観は良い。
 
そこから車で10分ほど走り、今日の釣りスポットへ。

快晴!海!海育ちとしてはやはり水平線を見るとテンション上がる。あの水平線まで競争だ!全く泳げないけど。
 
Yさんが用意してくれた釣りを装備し、バトルスタート。
 
いざ始めてみて気づいたが、けっこう風が強い。なんか色々と飛んでいってしまいそうなくらいの強風。
 
その強風に煽られて波も荒い。荒波レイ。そのうち「東映」の文字が出てきそうなノリ。
 
東映の文字は出てこなかったが、実際にあれくらいの波が来て、なるべく先端へ行こうと躍起になってた自分は波をモロかぶり。ズブ濡れ。
 
ずぶ濡れですよーと皆がいる方を向くと、誰も見てねぇ!孤独な濡れ損。
 
浮きも荒波に飲まれ、竿は強風に煽られ、当たりも何も雲散霧消ならぬ海散波消してゆく。
 
これはなかなかのHARDモード。EASYモードでプレイしたい・・・。
 
そうして釣糸を垂らしていると、岩場に差し掛かってる糸にカニがワラワラ集まり、一所懸命に糸を切ろうとしてる。
 
ふはは。そんなもので切れるものか。薙ぎ払えー!糸を前後に揺らして、カニを落としてゆく。それでも数匹のカニは糸を挟んだまま耐えている。このまま糸を引き上げればカニが釣れんじゃないかしら。
 
そんなカニとのお戯れ中に、釣れた!の声が隣の岩場から聞こえてくる。見てみるとHさんの竿に魚らしきものが。
 
くっそ、ここの一番乗りを先取りしやがって・・・こういうとき慌てた方が負けなのよね・・
 
いや慌てろよ。カニと戯れてる場合じゃない
 
そうは言うものの、投げては波に押し返され岩場に戻ってゆき、そのたびに岩だか海藻だかに引っ掛かる。
 
海藻に引っかける為に投げてると言っても過言ではない。
 
そうしてるうちに一切釣りに関心のない工房長まで釣れたりして。キィィ。ファミコンならドンマイ!と言いつつリセットボタン押してるところ。
 
空が高い。海上から吹き寄せる風も夏の匂いが消えつつあり、秋の足音がもうすぐそこまでやってきていた。風の歌を聴き、釣りのことは忘れて今は眠ろう。

お昼になったので食事タイム。
 
やっぱり外で食べる料理は美味い。そろそろキャンプもやりたい。
 
なんだかんだと2時間くらい食事してるうちに、すっかり日焼けしてしまった。