無知の涙

おじさんの独り言

南房総へ3 Hさんの歌を聴け

2022年09月22日 | 日常

肉と貝を焼いてたら自分の首と二の腕と額も焼けてた。

 
3年前もここで日焼けして大変な思いをしたのに、何も学ばない。
 
学ぼうとする姿勢が有る限りどんな事からでも学ぶことができるが、学ぼうとしない限り何からも学ぶことができない。
 
人それを退化という。
 
マシンロボのロム兄さんみたいなアレはさておき、まいったね。もう時すでにおそし。
 
あ、でも前回は半ズボンで太ももまでガッツリ焼けたけど、今回は長ズボンなので足はセーフ。少しは成長している。
 
太ももじゃない、ふくらはぎ。なんつー半ズボンはいてんだ。
 
マッタリとバーベキューしてるうちに15時過ぎになり、そのまま片付けて宿へ行くことに。
 
台風一家直後の土日だし、空いてるんじゃないですかねぇ~なんてノンキな事を言っていた一行であったが、エントランスに入った途端に唖然。
 
モスクワのマックが閉店するみたいな行列。
 
あらかじめ予約して来るはずのホテルのフロントがここまで行列するって、どう言うのか。これフロントに到達するまで何分かかるんだ。
 
これが本当のフロントミッション・・・
 
フロントミッションは予約してくれたHさんにお任せし、荷物番すること30分。
 
ようやく受付を終えて戻ってきたHさんが何やら憤っている。
予約の電話でカラオケは受付するときに申し込めと言われたから今申し込んだら一杯だってよ、とのこと。
 
まさかこの行列はカラオケを予約するためだったのか。家の近くでよくない?
 
部屋に着き、もう既に敷かれている布団の上をバタバタ歩いて浴衣に着替えを済ませ、大浴場へ。
 
だいたい旅のときって、風呂入るとこで夕飯まであと30分みたいなタイミングになりがちだが、今回はまだ16時30分。時間を気にせずゆっくり入れる。
 
前回はふくらはぎの火傷という状態異常状態での入浴だったのでほとんど湯に浸かれずであったが、今回は足へのダメージはほぼゼロでゆっくり入れました。
 
露天風呂もヌルめで良かった。
 
茜さす風呂照らされど、既に翳りゆく。まだ17時過ぎなのに。日が沈むのも早くなったなぁ。
 
日の短さを感じつつ、夕日でオレンジに染まった雲を背景に、ふわふわ飛んでるトンボを見ていると、もう本当に夏も終わりだという実感が沸いてきた。
 
風呂から上がり、いざ夕飯へ。と言いながら昼間に食べ過ぎてほぼ食欲なし。せっかくのバイキングだが1ターンで終了。
 
コロナだからなのか夕飯も入替性で、1時間もすると追い出されてしまった。
 
19:00に部屋へ戻ってもやることないので、自分はゲーセンへGO。
 
前回来たときは1945やらダイナマイト刑事やら北斗の拳のパンチングゲームやら遊びたいゲームがたくさんあったけど、残念ながら入替られてました。
 
景品ゲームを幾らかプレイし、リズム天国で粘ったけど1時間くらいしか暇つぶしにならなかった。
 
暇つぶしにカードゲームでも持って来るべきだったかな、と思いつつ部屋へ戻る。扉を開けると、なんか歌声が聞こえてくる。
 
なんだ!?と思って室内を見てみると、Hさんが家から持ってきたマイクをブルートゥーススピーカーに差してそれでカラオケしてた。
 
歌わずにはいられない。バサラか。
 
執拗に歌うように勧めてくるのを執拗に断り続けたが、ついに歌わねばならなくなった。
 
釣りキチYさんがこれで良いですよね、と何故か椎名林檎のギブスを選曲。
 
歌う曲くらい選ばせて欲しい。ていうか、椎名林檎好きをなぜ知っているのか。
 
わざわざ室内でマイクを使って小声で歌う、というなかなか珍妙な体験。
 
高校生の頃に部屋でギターのアンプにマイク差し込んで歌ってたら、隣の部屋の姉から「へたくそ!やめろ!」とたけしの挑戦状みたいな野次が飛んできたのを思い出した。
 
そうして10時には就寝。
 
翌朝は5時起床。

千葉の朝はマックスコーヒーと共にあれ。
 
 
HさんとYさんと共に朝釣りへ。
 
 
昨日の岩場とは打って変わり、宿近くの堤防で釣る事になった。
 
NORMALモードくらいまで難易度下がっただろうか。
 
40センチ幅くらいしかない防波堤の先まで行って、いざバトルスタート。
とにかくまず当りが欲しい。
 
と思ったらビクンビクンと大きな当たりが手に伝わってきた。HIT!
 
きたぁ!しかも重い!なんだこれ。グリグリとリールを回すと、魚影がうっすらと見え始めた!ぎょえぇぇ
 
とにかくYさんを呼ぼう!Yさんに声をかけて釣ったどーと言わんばかりに竿を引き上げようとしたら、プツンという衝撃が伝わり、その後スッカスカの手応え。
 
これはあれですね、いわゆるバラシてしまったというやつですね。バラしたことが速攻ででバレて、YさんもHさんも無理して引き上げんな、そのままにしておけば良かったのにと呆れ顔。
 
んなこと言ったって、後のま釣り。
 
くっそう、千載一遇の好機をみすみす・・。
 
デカかったなぁ。たぶん3mくらいあったな。
 
気を取り直して続行。釣れるは釣れるが、お馴染みのフグの子供ばかり。
 
 
ハリをはずそうと触るとプクーと膨れてピンポン玉みたいになるのが可愛い。
 
リリースしてはまたフグ、お次もまたフグ、またまたフグと、マジでリリースしてるフグを釣ってんじゃないの?ずっと。なにこの永久機関。
 
そうして7:30分。バトルエンディッド。
 
こうして今回の南房総の旅は終わりました。