きっかけは可愛かったから・・

中国語を始めたきっかけは発音が可愛かったから。あれから33年。寄り道もしたけどやっぱり中国語に戻ってくるんだよね

個人客アテンド 3日目(後半)

2024年09月01日 | 通訳ガイド(関西)

アテンド最終日は宇治と正寿院

 

定番は嫌だから~って言われて真っ先に浮かんだのが「正寿院」

この時期、風鈴祭もしているし、日本らしさも味わえて

インスタ映えするスポット

そして、京都市内より数度は気温も低く、外国人も少ない

 

ただ、どうやっていくよ? という問題

自家用車でしか行ったことないので、どうやって行くんだろうと思って調べたら

なんとバスがありました~

京阪京都バスが運営していて、しかもお茶に因んだバスなんです

その名も「宇治茶バス」

(京阪京都バスHPより)

 

普通の路線バスなんですけど、中が面白いんです

(京阪京都バスHPより)

ねぇ~?素敵でしょ

シートがお茶色

窓は正寿院の猪目窓風

これは喜んでくれるのではないかと思ったわけです

 

ただですね 欠点が1つ

まず週末にしか運行されてない

そして、午前1本、午後1本しかない

丁度週末だったのでこれはクリア

問題は午前、午後どちらに乗るか?

本当は午前のバスに乗り、午後過ぎに宇治に戻り、平等院を見て~というのが

時間的ロスが少ないのですが、今回は大阪からだったので、午後の便に乗ること・・

それでも、時間に余裕を持ちたかったので早い出発でしたけどね

 

京阪宇治駅に1時29分発 できればハートの窓側の席に座らせてあげたかったので

1時にバス停に行ったのですが、もうすでに2組が並んでおられました

出発するころには6組くらいはいたと思います

京阪宇治駅では全員が座れたのですが、次のバス停JR宇治駅には多くの人が並んでいてびっくり

約45分の道のりなので、絶対座りたい方は京阪宇治のバス停から乗られた方がいいと思います

JR宇治駅では満員

朝の通勤時間帯くらいの人だったので、早めに並んでおいてよかったです

行きに同じバスだった方は帰りも同じバスなので、

座って帰りたい方は30分前にはバス停に着くようにした方が無難ですよ

バスについての詳細は京阪京都バスのHPでご確認くださいね 

宇治に戻るバス停は下車位置と乗車位置は違うので気を付けてください

 

さて、40分ほどかけて正寿院に近いバス停に到着

ほとんどの人がそこで下り、正寿院を目指します

この道のりが結構しんどいです

15分程度の道のりなのですが、上り坂

夏の暑い日には結構こたえます

想像はしていたのですが、やっぱりしんどかったです

入口で800円を払います

残念ながら、私たちガイドも拝観料は必要です

風鈴祭りの時は800円とお高め

 

風鈴に可愛いお地蔵さん

 

本堂の縁側に座って風鈴を眺めると、お昼寝をしたくなるくらい心地よいです

クーラーがなくても涼しかったです

 

コロナ禍に行ったときはマスクをつけていましたが、今回は麦わら帽子をかぶっていました

とても可愛いですよね

そして、みんなのお目当て猪目窓

この写真をとるだけに列をなしてました

私は夏しか訪れたことがないので、秋に一度訪れてみたいです

やっぱり紅葉が綺麗なんでしょうね

そして、160枚の天井画

寝転がって写真も撮っていいのですが、寝転ぶと迷惑になるくらいの人でしたので

今回は寝転がりませんでしたが・・

 

さて、お客様の反応はというと・・

お母さま以外、中にも入られませんでした

日本らしさを見てもらえる、そして、一般の観光客が訪れることが少なく

景色もすばらしいお寺だったのですが・・

私のチョイスミスでしょうか・・

風鈴の絵付けには下のお子さんが興味を持っていたのですが、時間的にできなかったので

ちょっと残念です

やはり、1日2本しかないバスでは時間に限りがありますね

 

これでも、30分前にバス停に戻ろうと思ったら時間はギリギリでした

17時に宇治駅について、そのまま京阪電車で大阪にもどりました

皆さんお疲れの様子で、ホテルでお休みなられたあと、お食事に行かれ

日本最後の夜は楽しまれたようです

 

個人客の良さは、時間配分が比較的自由、そして、いつでも聞きたいことを聞いてもらえるし

私も細かい話ができます

そして、欠点と言えば、公共機関の利用でしょうか

ハイヤーやタクシーを利用してくれると問題ないのですが、

バス、電車の利用だと時間の下調べ、食事の下調べなどが大変ですね

 

あと、やはり夏の観光は難しいですね

館内の観光地も限りがありますし、暑すぎて観光を放棄される場合もありますしね

 

今回の教訓をいかして、次回の個人客へのサービスに活かしたいと思います



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