きっかけは可愛かったから・・

中国語を始めたきっかけは発音が可愛かったから。あれから33年。寄り道もしたけどやっぱり中国語に戻ってくるんだよね

奈良の舞妓さん(元林院)

2018年03月01日 | 通訳ガイド(関西)

すごい風です

洗濯の竿竹が飛んでいくほどすごい風でした

台風の暴風警報が出たときでもこんなにも強い風を体験したことがなかったのに・・

 

さて、もうだいぶ前の話になりますが、

仕事で初めてお座敷体験をさせて頂きました

私はガイドの立場ですので、飲んだり、遊んだりはもちろんできませんでしたが、その様子や、舞妓さんの踊りはちゃんと見させて頂きました

 

舞妓といえば、京都が有名ですが、奈良にもいたということを仕事で初めて知りました。

 

ちょっと調べてみると

 

明治時代から昭和30年代まで栄えた花街が奈良にもあったんですって

 

それが元林院(がんりんいん)

東大寺からも春日大社からも近い猿沢池のすぐそばにある花街です。

何度か仕事で通ってるけど気づかなかったな~

 

一番多いときで舞妓さん、芸妓さん合わせて200人以上もいたんだとか

京都の祇園と肩を並べるくらいだったそうですよ。

置屋も10軒以上あったんだそうです。

ところが、時代の流れとともに、昭和30年代くらいから客足が減り始め、商売ができなくなっていったお茶屋さんが次々と閉店

今では舞妓さん、芸妓さんの数は数える程度だそうです。

 

その数少ない舞妓さんの1人と見習いさんが今回わざわざ大阪まで足を運んで、芸を披露してくれたんです

 

↓頂いた千社札(せんじゃふだ)です。お名前が菊亀さん

舞妓さんから直接もらったの初めてだったのでこれだけでもテンションあがります

 

↓お茶屋遊び

 

かわいい

 

関西弁なんだけど、ゆっくりなしゃべり方で、癒されます

 

奈良の花街は京都に比べてまだまだ知名度が低いですよね~

ガイドやってる私ですら知らなかった(これはただの勉強不足か

奈良の花街は今、衰退した花街を復活させようと、芸妓の菊乃さんを中心に頑張っているようです

3年前に菊乃さんが舞妓塾を立ち上げ、舞妓育成に力をいれていて、その第一号が菊亀さんだそうです。

舞妓デビューまで3カ月だそうです。

意外に早くてびっくり

でも、その3カ月間、しっかりと日本舞踊や作法などを学ぶんでしょうね~

 

↓少し前、情報ネットten.で菊亀さんが襟替えをして、芸妓になる、というので特集されていました。

<ノゾキミ>奈良の花街の灯を守る舞子「菊亀」(21歳)の思い  

京都を案内するときに舞妓さんの話をしますが、今後は奈良の舞妓さんも応援すべく、私も積極的に元林院を紹介していきたいと思います

 

 


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