母屋の和室の建具がはまりました。
障子は元あったもの、他の現場から引き上げてきたものを建具屋さんに加工してもらいました。
改修時に敷居の高さをあげたので、全てH寸を切り詰めてもらいました。
下桟と板(プリント合板)は新しくなってます。結構大変だったそうです。
建具屋さんにしてみれば、新しく作ったほうが楽だったと思います。
でも、新品に無い持ち味が古民家の魅力ですので、あえて加工してもらいました。
左側は4枚分の総幅がすこし広いので、たて桟の重なりがずれてしまいます。
これを揃えるのは結構な手間なので諦めます。気にせずにおきましょう。
右の2枚は幅が狭かったので、足らない分枠を作ってくれました。
その隣の2枚は元あったものです。当然幅はぴったりです。
後から納屋を見たら、そこに納まる障子が2枚ありました。
それをはめると全て格子のデザインも合うのですが、
残念ながらガラスが1枚割れてます。
「昭和型ガラス」と呼ばれるもので、現在一部の復刻版はあるものの、作られてません。
今は梨地の型ガラスしかないんです。
一枚だけガラスが梨地に替わるより、障子デザインが変わる方を優先しました。
向かって左4枚。これも昔のものだと思います。
デザイン名は今分かりません。
中央2枚が「緑」
右の2枚が「笹」
今では貴重なガラスです。大事にします。
障子紙を貼らないといけませんね。
多分、紙貼りは妻がやってくれると思います。
和室と板の間の取り合い建具は新しく作ってもらいました。
和室側に襖紙を貼るのが残ってます。
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