友ちゃんブログ

適当で、いい加減・・・それが理想

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2015年08月06日 23時58分04秒 | お仕事

現場で大工さんが熱中症を起こしてしまった。

昼休みを終えたて午後の仕事を始めようとしていたのだが、座り込んでいる。

見ると、一緒にいた孫さんが足をさすっているではないか。

太ももの痙攣が止まらないという。

熱中症だ。 

痙攣はすでに危険サインだからと、お客様に相談し冷房のある部屋で休ませた。

しかし、10分もしないうちにお客様が「大丈夫と部屋を出た行かれたんですけど」と。

 

さがすと外で座り込んでいる。

「まだ駄目よ。後一時間ぐらい横になっとかんね」と言うが、

本人は「大丈夫です」と聞かない。

しかし、そのうちあくびが出はじめた。

部屋へ戻そうとするが、起き上がれない。

これは、大丈夫な状態ではないぞ。

 

ついに寝転がり嘔吐を始めた。

そして、痙攣で「痛い、痛い」と訴え、

意識が薄らいでいっているような状態になった。

 

一緒にいた孫さんの話ではひと月前も同じような症状を起こしたんだとか。

「頑固で、ぜったい病院に行かないんですよ」という事だったが、

そんなこと言ってる場合じゃない。

お客様に準備して頂いた氷袋を脇に当て、119番を呼んでもらった。

 

救急車に同乗した孫さんが1時間半後、現場に戻って来た。

入院する必要はないみたいで、点滴を打っている。

やはり、水分補給が足らなかったそうだ。

腎臓に負担が掛かっているので、数日後、血液検査をするらしいこと。

との事。

 

まずは一安心。お客様もほっとしておられた。

 

さらに一時間半ぐらいして、本人も奥様の車で現場に戻って来た。

「点滴は効けるですね。今から仕事してよかぐらいですよ」と冗談が言えるまでになっていたが、

そのまま返した。

 

万が一の事が有ったら、

「職人気質の頑固おやじ」では済まされない。

現場員としての私の責任もある。

 

「工事が遅れたら迷惑を掛けるから」と無理をしても、

今日みたいなことになると、結果として多くの人に迷惑を掛けることになる。

「自分の体は自分で守る」と体調管理もやってもらわないとね。

 

みなさんも 「ご安全に」

 

 

 

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