コロナには何のお構いもなく季節はすすんでいきます。
いつのまにか、サクランボが真っ赤に実っています。
数日中に採らないと終了。サクランボの命は短いのです。
それに、鳥さんがいち早く、かすめ取っていってしまいます。
今回も、鳥さんが、あまりにキーキー鳴くので、何だろうと見てみたら、食べごろになっていたという次第です(^^;
サクランボ摘みは楽ではありません。
実が小さいのに加え、高所での危険な作業を強いられます。
うーん、これは危険(^^;)
あぶなっかしい格好で、小さな実を一つずつ摘んでいると、頭上で、キキッと鳴き声がするではありませんか。
苦労する私を下に見て、悠々と実をついばむ鳥の姿が。
ムクドリでしょうか。シッと音を立ててやると、飛び立って逃げていきますが、数分もしないうちに、戻ってきます。
鳥相手のイタチごっこ(^.^)
しかし、どう考えても、私にはあんな高い所の実は採れません。
鳥は飛ぶために大量のエネルギーを使います。そのために、たくさん食べねばなりません。しかし、体が重くなり過ぎては飛ぶのに不都合。いきおい、食べ、消化し、排せつする、このサイクルを早く回す必要があります。食べ続けねばならないのですね。
そう考えると、私の頭上で必死に食べている鳥さんにも、親しみがわいてきました。
どうせ届かない枝の実、鳥さんどうぞすきなだけ。
令和、「鳥類憐みの令」であります(^.^)
そんなこんなで、奮闘2時間。
コロナの時節、配るのが一苦労ですね(^.^)
とりあえず、ガラスの器に盛り、おいしくいただきました。
ps. このガラスの器は、少し青味がかっています。これは、ソーダガラスの中に含まれている微量の鉄分の色です。電気炉で加熱してガラスを熔かす時、還元的雰囲気になり、2価の鉄イオンが生成し、閉じ込められたのです。陶磁器の青磁と同じ理屈です。