昭和に活躍した書家、秋山公道の行書『農魂』です。
56.0㎝x122.5㎝(軸先含まず)、本紙 33.8㎝x43.7㎝。平成8年。
秋山公道(明治三七(1904)年ー平成九(1997)年):静岡県生、名、晴次。新日本書道会主催。京都を中心に活躍。独特の漢字書で知られる。
茶掛けスタイルで、「農魂」の文字が行書で書かれています。
秋山公道は、先に紹介した日比野五鳳と同時期に活躍した書家です。漢字の公道、仮名の五鳳と称されました。
私は、氏の晩年近くに、秋山公道氏の知遇を得ました。今回の品は、私をイメージして揮毫された書をいただいたものです。
「農魂」==>「連作大王」として花開く(^^;)を見て、陰ながら公道氏もカラカラと大笑い!?(^.^)