桜にちなんだ古画が、もう一点ありました。
全体:46.1㎝x103.8㎝、本紙(紙本):43.6㎝x31.1㎝。江戸中期―後期。
「曲水の宴」といわれる行事を描いた大和絵です。
土佐派でしょうか。
曲水の宴は中国から伝わった風習で、朝廷や貴族の間で、奈良・平安時代、盛んに行われました。3月3日(旧暦)、庭園に造られた曲がりくねった小川を設え、流された盃が自分の前を通り過ぎないうちに和歌をよみ、盃を取って酒を飲んでから、その盃を次へ流すというもの。この後、宴が開かれ,各人が歌を披講しました。
旧暦の三月初旬ですから、桜が満開です。
盃は、どんどん流されているようです。
従者は盃を取ろうとしているのか、それとも流そうとしているのでしょうか。
横の貴人は、筆を手にして歌を思案中。
何とも優雅な遊びですね。
私もどこかで、こういう絵を観ているんですが(たぶん本)、雅な遊びですよね~~~
>従者は盃を取ろうとしているのか
ああ~そうなんですね。本人が取るんでなく(本人でも良いのでしょうが)、
貴人には必ず従者が付き添ってますものね(^_-)-☆
朝から、私もこうしてパソコンで優雅です(爆)。
そして今日は、お友達が来てくれるので、庶民の簡単お花見ティーです(笑)
これぞ、貴族のお花見ですね(^-^*)
私など、このような場面に置かれたら、和歌の思案に四苦八苦で、とてもとても、お花見気分などになれません(~_~;)
生れが生れですから、到底、貴族の気分は味わえそうもありません(><)
いかにも絵になりますね。
今は、各地で曲水の宴を復活させているみたいです。
女性が主になる事も多いようです。
その方が優雅さが増すし、カメラにも向いています(^.^)
お友達とのお花見、ゆっくりと楽しんでください。
大丈夫ですよ、事前にいくつか和歌を用意しておけば、後は盃を傾けるだけ。
曲水の宴は、なんとなく、流しそうめんをおもわせます。
やっぱり、貴族より庶民派ですね(^.^)
おもしろいですね!
解説が無ければ何をやっているのか分かりませんでした(^_^;)
子供の頃にやった笹舟を思い出します。
作者不明であれば真作ですよね!?(^^)
掛け軸は分かりませんが、時代がある物であれば下手に偽の名前入ってない方が価値がありそうで良いですね!
下手にビッグネームが付いていたら、真っ赤な品でしょう。
ただ、画題自体は面白いですし、いかにも The 平安KIZOKU という感じが伝わってきます。
この絵は、それこそ右も左もわからないかけ出しの頃、随分の値で土佐派の鶴の絵を買った時に、おまけでもらった物です。
今から思うと、もらい物には福来るであったかどうか?(^^;
それなら、私でも参加出来そうです(^-^*)
でも、やっぱり、肩がはりそうですね、、、(~_~;)
私には、流しそうめんのほうが性に合っていそうです(^-^*)
曲がりくねった小川もないとダメ
それが程よく傾斜していて、酒の入った盃がひっくり返ったらアウト
和歌が詠めない
酒が飲めないは
論外
これが遊びというのだから、
貴族をやるのも大変ですね^^;
和歌が詠めない
酒が飲めない
👇
点心流しで一曲
なら、OK (^.^)