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先回のブログで、故玩館の竹藪と坂道が、中山道美江寺宿を描いた広重の浮世絵のキーワードであることをのべました。
このうち、急坂は、道路改良によって失われました。
もう一つのキーワード、故玩館裏の竹藪は、何百年も同じ形を保ち続けてきました。
しかし、環境は大きく変わりました。かつて無数にあった野池やクリークはほとんどなくなり、出水時でも数日すれば、故玩館の周りからは水が引きます。あれほど頻繁にあった濃霧も、ここ5数年間に一度もみられません。土地全体が乾燥してきたのです。
竹は、水のあるところまでしか繁殖しません。竹根の伸びは水際で止まります。ところが、乾燥化がすすんで、ここ数年、竹がものすごい勢いで増えだしたのです。必死でくい止めてきたのですが、もはや体力の限界にきました。
やむを得ず、業者に伐採してもらうことにしました。
半分ほど伐採が終わったところ。
3日間で、撤去完了。
風景は一変しました。
中山道側(南)から見て、奥に繁っていた竹藪は・・・
もうありません。
かつては、こんな風情も。
このような景色も、
今となっては、再び見ることはないでしょう。
十五年前、一大決心をして、ほとんど朽ちかけていた母屋を大改修した理由の一つが、この竹藪でした。
今となっては、幻の竹藪です。
本当にお疲れさまでした。
竹と桜は子孫に恨まれるほどに旺盛です。
よく頑張ってこられたと感心しております。
新しい景色もなかなかに良いのではないでしょうか(^^)(^^)(^^)
でも、このままにしてはおけないので、まだまだ苦労は続きます。
先立つものもおぼつかないし。
維持するのが一番大変ですね。
うさぎさんの長野通いには、頭がさがります。
竹は、120年に一度開花して枯死すると言う事で、少なくとも2度は、生え変わっていて、ご先祖様が植え直したかも?
故玩館の案内図に、絵に張り付けた故玩館の写真を載せても面白いかも?😁
私にとっては、やはり夕日ではなく、朝日だと言う推理に敬服いたしました。
拙句
古里の面影みえじ竹の秋
(美江寺、見えじ)
でも、また竹藪は復活してくるのでしょうね。
目印として、ほんの少しは存在させておいてもいいような気もしますが、ちょっと油断すると、また生い茂るのでしょうね(~_~;)
竹藪の管理は難しいですよね。
竹の生命力はすごいです。猪は根を掘り起こして筍を食べ尽くすので、まれに枯れることがあるそうです。私は、他所で竹の花が咲くのを見たことがありますが、その後も何という事もなく生い茂っていました。猪以外、天敵無し、ですね(^^;
故玩館の名刺には、広重の浮世絵に写真を貼り付けています(^.^)
竹はなかなか退治しにくいものですから、また生えてくるかもしれませんよ。
竹を枯らしたり、絶やしたりしたい時は、11月から2月の水が上がっていないと気に、1めーとる高さでカットすると枯れていきます。2年位かかりますが。
我が家も山の竹林を再生させるために3年がかりで伐りました。
いずれにしろ、何とかしなければ。
一角を囲って、目印的に生えさす案も浮上しましたが、誰かさんの強硬な反対にあい、日の目を見ませんでした(^^;
ちせいさま✨きっとまた竹を見ながらお茶を一服🍵ができるようになりますよ♪(←そうなるとそれはまた困るのかな・・)良いかんじに生やすためにも、春になったらタケノコのうちにとって食べていけばいいかもしれません⤴✨
ありし日の竹やぶの姿、ブログを見ればすぐ思い出せますね🍀✨
根を重機で掘り起こしてもらうことになると思います。
体が動かなくなった分、物入りです(^^;
もちろん、ほうっておけば、一年で元通りになります。それならば、切っても切らなくても同じ(^.^)
今回は、根絶です。根から絶つことになります。掘り起こした根がまた大変。処分場はチップにする機械が壊れるので、お金を払っても受け入れ不可。自前で何とかせねばなりません(^^;