2021年8月29日(日)-30日(月)
8月29日〜9月1日 3泊4日で、
念入りに天気予報も調べ室堂平〜折立まで、ソロ縦走の予定で室堂平に入った。
もちろん3日間天気もバッチリだった!が・・・。
前夜都内を出発し、朝7時室堂平に到着。
今年は都内も真夏の暑さはやや収まっていたので、標高の高い室堂平は外に出ると寒かった。
室堂ターミナル内で朝食をとり、身支度を整え8時頃にスタート。
石畳みを10分程歩き浄土山方面へと進み、
そのまま真っすぐ歩いて行ってしまい展望台まで行っちゃいました。
戻って浄土山方面へと軌道修正。
爽快な青空、奥大日岳に大日岳も重圧感たっぷり。
まだ人もあまり歩いてなく、足元の花に癒されながら石畳の中を登ってゆきます。
途中から眺めた室堂平とみくりが池。
ここからだと剱山もまだ見えていました。
もう少し上に行ってしまうと、雄山に隠れてしまい見えなくなっちゃうかな?
白山も見えています。
進行方向に向かって槍や笠ケ岳もクッキリ!
良い眺めです。
一ノ越分岐から立山三山が連なり、剱の頭もまだ眺められました。
そして南アルプスに富士山も薄っすら見えてましたが、写真では確認できませんね。
岩ゴロの鬼岳へ。登るにつれ若干風が気になります。
鬼岳東面
鬼岳の雪渓も今年は少なく、残雪の上を歩かなくてすみました。
ここのルートは花と眺望が良く好きなルートです。
雄山と一ノ越からロッジくろよんへのルートがはっきり分かります。
歩いてる人いるのかな?
さてここから獅子岳へもうひと登りです。
夏の花から秋の花へ、色とりどり。
日本海も見えました。
獅子岳山頂。360度の大パノラマ。
数年前に歩いた時は、大勢の人で賑わっていた縦走路なのに。
今はコロナの影響で、歩いてる人は殆どいません。
山頂から針ノ木岳稜線と黒部湖。
針ノ木岳縦走した時、こちら側の稜線をいつか歩いてみたいと思っていたルートを、
今回は縦走しています。
立山・雄山もここで見納めです。
獅子岳山頂からザラ峠まで地獄の下りが始まります。
ストック出して、いざ出発!
梯子・鎖を通り過ぎ足元はザラザラ、
しかも急坂で滑りやすく踏ん張って下って行きます。
数年前に下った時は、膝がガクガクになってしまったけど、今年は難なく下る事が出来ました。
これも以前の予備知識があったからだと思っています。
下っている途中に眺めた風景。綺麗ですね。
天気が良ければ五色ケ原に向かって槍・笠ヶ岳を眺めながら歩いて行けます。
この稜線上を五色ケ原〜スゴ乗越〜薬師岳〜太郎平〜折立まで、3泊の予定でソロ縦走の始まりです。
私にとっては、どっぷり北アルプスにとけこめる壮大な計画で、心がうずきます。
しかしお山の上に傘雲。
このまま天気が続いてくれる事を願っていました。
例年のこの時期は、夏山 真最中で暑い!暑い!って、登っていたけど、
今年は気候・空気等全く違う雰囲気を感じ風は冷たく、もう秋の山でした。
例年気象が変化している様です。
足元の花に癒されます。
ザラ峠まで下りました。ホット一息。
もうひと登り!これを登れば五色ケ原の別天地が待っています。
頑張れ!
荒々しい景色から、天空の楽園に舞い降りたかのように木道が続いています。
まさに別天地。手を伸ばせば雲が掴めそう。
やっとここまでやって来ました。嬉しい(^^♪
赤いお屋根の山荘までもう少し。
受付を済ませ、部屋に案内されました。
コロナの影響でこの日のお客様は、私を含め6組だったので一人一部屋。
到着後ゆったり寛ぐ事ができたけど、こんな状況で山小屋経営も大変だろうな。
そして今年の天気予報は全く当てにならなく、キャンセルも多かったとオーナーが話していました。
五色ケ原山荘はお風呂も入れるので、さっぱり出来ました。
夕食も豪華で美味しく、翌日の縦走に備えエネルギーをたっぷり補給でご飯お替り!
食事中のテーブルも密を保ち、一人ひとテーブルただ黙々と食べるのみ。
早く例年の賑わいのある山小屋に戻るといいな。
早い時間に就寝。